B-609は信じられないほど噴射力が強く、霧状なのに射程は無風で5m、風があっても3mは十分に命中する性能があります。中型モデルとして携帯時の負担が少なく、専用のホルスターケースを使用すると腰のベルトに下げられます。全国の林野業従事者を始め農業関係の方、トレッキングや登山をされる方々から長年に渡り絶大な信頼を得ています。

※B-609の大容量品のB-610も山小屋などでの据置で人気があります。容量が多いため使用時に余裕を持って対応できます。

危険動物の脅威

万が一、山間部で危険な動物と遭遇した時、皆様は動物から身を守る手段がありますか？大きな音を立て、鈴を付け、遭遇しない用心はしていたとしても、移動しているのは人間であり、彼らの生息地や縄張りに侵入していっている事に変わりはありません。

危険動物の詳しい解説：危険動物対策（熊・野犬・猪・猿）

実際に危険動物から襲われ攻撃された場合、野生動物の危険性は脅威的です。中・小型犬ですら彼らが本気で牙を剥くと人間はとても太刀打ちできないと言われています。毎年、熊、イノシシ、野犬、猿などの危険動物に襲われて大勢の方が怪我をしており、場合によっては死亡事故まで起こっています。

動きの速い動物にも最適であり100%確実に撃退

B-609は世界一の濃度を誇り、米軍も採用している一流の催涙スプレーです。人間用として開発されていますが、動きの俊敏な野生動物に対して非常に使いやすい噴射方式が採用されており、高い効果があります。

危険な動物と遭遇し、その危険が避けられないものであったときは、動物の顔めがけて噴射すれば動物は100%確実に退散します。熊よけスプレーほど確実に動物を撃退できるアイテムは他にはありません。

安全であるという重要性

さらにB-609の大きな利点は人に動物にも安全であることです。

一般的な熊スプレーはB-609と同様に熊・野犬・猪に効果がありますが、問題は成分が強過ぎる点です。これらの熊スプレーはそもそも海外で「大型のヒグマ」を対象に製造されているため度を超して濃い催涙濃度になっています。これが意味するのは、万が一人の目に入れば失明の恐れがあり、皮膚に付着すればただれなどの外傷を残すなど重篤な後遺症の恐れがあるという事です。

大切なポイントとして、熊スプレーは「劇薬に等しい」と理解してください。

熊よけスプレーの実態及び危険性の勧告（JSDPA）

日本では唯一北海道にのみ生息する「エゾヒグマ」がこの熊スプレーを使用する必要のある種です。それ以外の日本に生息する動物にはこのように危険なまで高濃度の熊よけスプレーは必要なく、その運用は返って危険です。

B-609は人間用として人間に対しても安全に設計されています。万が一風向きが悪く、使用時に若干量が目に入ったりしても、又は山間部で不審者と遭遇し人間を撃退する必要が生じたとしても迷わず使用できます。

相手が動物であれ人間であれ、安心して使用できるのがB-609の優れた特徴であり、それこそが林野業や農業従事者など山間部のプロの方々にも支持されている最大の理由です。