クマ対策の新常識「クマよけ鈴は効果なし」|音効果の期待と現実


昨年頃からマスコミで盛んに言われ出したのが「クマよけ鈴は効果なし」ですが、皆さんはこのことを知っていますか?そして、どう思いますか?

クマよけ鈴に対するイメージの変化

「登山や山歩きのときは、リュックやベルトにクマよけ鈴を付けましょう」という案内は、昔から言われてきた方法です。歩く度に鈴がちりんりちんと鳴れば、臆病なクマはその音に気がつき、クマ自ら退散してくれるという期待からのものです。

私の記憶によれば、ほんの数年前までは林野でクマ被害のニュースが流れるたびに「クマよけ鈴を携行しましょう」とマスコミや警察が注意喚起していました。各アウトドアショップなどでも「クマよけにはこれ!」という形でクマよけ鈴が販売されていた時代です。

ところが、2〜3年前からこの考え方が一気に覆りました。その最大の原因はなんといってもクマよけ鈴を携行しているにも関わらずクマから襲われる事故が頻発したからです。

今や、クマよけ鈴はクマ対策には効果がないという見方が一般的になりました。

最近のクマによる被害においても、クマよけ鈴を携行していたという被害者がみられます。これはクマよけ鈴にはすでに効果がないという事実を知らされていないことが大きな要因です。もしこの記事を見ている読者の周りにクマよけ鈴を利用している人がいたら、注意をするようにしてください。

証明が難しいクマよけ鈴の効果

クマよけ鈴による熊撃退の効果は、実際のところわかりません。現在も、過去も含め、クマよけ鈴は本当に効果があったのか。少なくとも現在においては効果がないケースが存在することだけが事実として把握できます。

もしかしたらクマよけ鈴には多少の撃退効果はあるのかもしれません。ちりんちりんと音を鳴らしながら歩いて、歩行者はそれを気がつかないだけで、クマははるか遠方でその音をききつけ逃げ出しているかもしれませんから。その証明はなかなか困難ですが、可能性はゼロではないでしょう。

鈴を使用している人のクマによる被害はゼロで、鈴を使用していない人のクマによる被害が100%ならば、それは全てクマよけ鈴の効果だと断定しても良いのかもしれません。しかし現実はそうではありません。クマに襲われたという被害者の相当数がクマよけ鈴を使用していたという事実が、クマよけ鈴に効果を期待できないということを裏付けています。

そもそも鈴の効果とは音に対する期待

危険動物に対して自ら音を発するという行為は、実はハイリスクです。その音によって相手を100%退散させることができるのであれば、それは有効は手段でしょう。しかし相手が退散しない可能性が残る場合、こちらが発する音は相手にこちらの存在を知る機会を与えることになります。

こちらが風下であれば、クマは匂いではこちらの存在に気がつきません。また、クマとこちらとの間に草木や丘など障害物があれば、クマはこちらを目視できません。嗅覚や視覚によってこちらの存在に気がつかないクマとは、そのままこちらが通り過ぎれば事なきを得る可能性があり、実際にこのようなことは起こっているでしょう。

ところがクマよけ鈴を携行している場合、せっかくこちらに気がついていないクマに対し、音によってこちらの存在を自ら教えてしまうことになります。この行為はどれほど危険か、冷静に考えればわかります。

これまでは、クマは少しでも鈴の音が聞こえれば、それは人なのだと理解し、危険だから逃げるものと考えられてきました。逃げてくれるとクマに期待していたわけです。その確実性が高いと思われていたクマの判断と行動に期待して、クマよけ鈴なるものが世に出てきて、多くの人に使用されてきたということです。しかし、自然界で生きる猛獣に対し、こう行動するだろうという期待だけで安心するのは大変危険です。あまりにも確実性が低すぎます。

あなたは遠くの(こちらに気がついていない)クマに対し、手に持った鈴を自らちりんちりん鳴らし、クマを退散させようと思いますか?実際にそういう行動をとりますか?自分の命を掛けてでも鈴を信頼できますか?私ならクマに気がつかれないようにそっと(そして可能な限り急いで)クマから離れるでしょう。

このように自らクマに存在を知らせる行為を、気軽にクマよけ鈴を携行するだけで無意識に実行していたことになるのです。

効果がないのは鈴だけじゃない

クマよけ対策として昔から定番とされていた様々な方法については、KSPでは以前から危険動物対策(熊・野犬・猪・猿を撃退)内の”怪しい対策方法”で疑問を提起していました。

  • 空き缶を叩く
  • 声を出す、歌を歌う
  • ラジオを鳴らしておく

これらが期待する効果はどれも同じで、音さえ聞こえればクマは怯えて逃げるだろうという期待です。クマよけ鈴に効果がないことが証明されている以上、上記のどの方法をもってしても危険度は同じだと認識すべきです。気軽に音を鳴らすクマよけ法は過去のものとして決別し、いますぐやめるべき危険行為といえます。

期待と撃退は違う

期待という部分に着目すると、クマよけ鈴がいかに危険で消極的なのかわかります。(実際に相手に何かを期待するというのはクマ相手だけに限ったわけではありません。人間が相手の防犯ブザーも効果も全く同じことが言えます。)

相手に何かの効果を期待する。しかし相手が期待通りに行動しない場合、次の手段があるかどうかは重要です。

クマよけ鈴はクマにこちらの存在を気がつかせるのが目的です。本当に恐い話ですが、自らクマに自分の存在を知らせるわけです。それで退散するクマもいるかもしれません。猟師や猟犬に追われた経験のあるクマならば、逃げるという選択をする可能性も大いにあります。しかし、クマよけ鈴を携行していたにも関わらず実際に襲われるというケースが多発している限り、クマはその全てが逃げるわけではないことがわかります。逃げないクマはどうするのか。音を無視する?人に向かってくる?それは誰にもわかりません。

クマが人に気がついた場合、クマには3つの選択肢が考えられます。

  • 逃げる
  • 無視する
  • こちらに向かってくる

逃げる、無視するという行動であれば何の問題もありません。問題はこちらに向かってきた場合です。このような時には一人の人間がクマを撃退しなければなりません。その場合には確実性のある撃退方法が必要です。そして、こちらに向かってくる可能性がゼロでない限り、相手がこちらに向かってくることを前提として(常に最悪のケースに対処する用意が重要)何か手段を用意しておかなければなりません。

確実性があるということは、相手に何かを期待するといった希望的観測を完全に排除し、相手の行動に関係なく確実に撃退できる方法ということです。いわゆる積極的な撃退方法です。

希望に頼らない撃退手段

クマに対して人が対抗でき、確実に撃退できる方法はそう多くはありません。その中で代表的なのが銃と催涙スプレーです。

猟師さんなど許可があれば国内でも携行できます。実際にはほとんどの人が携行できないため一般的ではありません。クマ撃退方法として考えるときには除外すべきでしょう。

催涙スプレー

一般の方がどなたでも購入し使用できます。また、クマに命中すれば確実にクマを撃退できます。国内で唯一使用可能かつ確実にクマを撃退できる手段です。

このように、私たち一般人がクマを確実に(何にも期待せず、何の偶然にも左右されず)撃退できる唯一の方法は催涙スプレーです。

クマが出没する山間部においては、クマに備えることが自分の命を守ることになります。そのためにも催涙スプレーは必須アイテムです。

護身は対人間であっても対動物であっても同じこと

自ら自分の身を守ることを護身といいます。それは、凶悪な犯人相手でも、凶暴な動物相手でも同じことです。そして護身で一番大切なのは、相手の何かの行動に期待しないこと。これで逃げて欲しい、退散して欲しい、そういった期待を基本要素とした撃退用品は様々ありますし、期待通りにいくこともあるでしょう。もちろん運も味方してくれたらの話ですが。このような相手に対する期待に運をプラスするような護身は本当の護身とは言えません。どんな状況でも、相手と一対一で対峙しても、運任せではなく相手を確実に撃退できる積極性かつ確実性を持った手段のみが真の護身手段です。

クマの場合、相手は自然と同じです。人間は自然のことを理解しているつもりで理解できていません。未知数な、不確定要素の多い野生動物を相手にするときに使用するアイテムは、用意しうる最も確実性の高いものでなければなりません。

催涙スプレーこそが、野生のクマに対して最も確実性の高い撃退ツールなのです。

皆さんも、クマの出没の恐れがあるエリアへ出かける際には、これ以上クマによる被害者にならないために必ず催涙スプレーを携行するように徹底してください。

 

 

護身用品専門店KSP 店長 白石


充電式電池が使用できるハイブリッドスタンガン


ニッケル水素電池

当店のスタンガンのうち、最新型を含む新型のスタンガンには充電式電池が使えます。(対応機種は充電式電池と対応スタンガンを参照)

これらのスタンガンは、従来通りのアルカリ乾電池も使用でき、なおかつ充電式電池も使用できるハイブリッドスタンガンです。

旧来のスタンガンと充電式電池対応スタンガンとの比較

 モデル 使用可能電池 特徴
旧来機種 アルカリ乾電池 電池交換時に新品電池に買い替える
新型機種 アルカリ乾電池
充電式電池
充電式電池を使用すると繰り返し充電して使用できる
電池切れなど非常時にはアルカリ乾電池が使用できる

スタンガンの運用時に大きなネックになるのが電池代。ところが充電式電池対応の新型スタンガンは、充電式電池を使用することで500回繰り返し同じ電池を使用できます。

スタンガンの電池は2ヶ月に1回新品に交換

スタンガンを運用するとき、一番大切なことは電池のメンテナンスです。

私たちは普段、電池を使用するときは電池がなくなるまで使います。当たり前ですよね。ところがスタンガンはそうではありません。

スタンガンは使用時に大きなパワーを必要とします。そのため、スタンガンには常にほぼ満タンの新品に近い電池を入れておく必要があります。もし電池に十分な残量がなければ、いざというときに十分にスタンガンを使用できず、護身に失敗する恐れがあります。

電池が減ってしまってから交換では遅いという点が、スタンガンの電池維持の考え方です。そのため、スタンガンの電池は約60日(約2ヶ月)に一度、新品に交換しなければなりません。

スタンガンの電池交換と心理的、経済的負担

理屈はわかっていても、もったいないと思うところが日本人の美徳です。

スタンガンに使用する9V角形電池(デュラセル製またはパナソニック製のみ使用可能)は、一般的な電気店でおよそ500円ほどです。電池を2個使用するスタンガンであれば電池交換1回に約1,000円もかかります。

もったいないという気持ちと電池交換にかかる費用、この2つが心理的・経済的な負担として存在し、スタンガンの電池交換を怠る原因にもなっています。(当店のお客様では最大で2年間も電池交換をしていない人がいました。電池の消耗でかろうじてスパークはしていましたが、これでは万一のときに十分な使用時間を確保できず大変危険です!)

充電式電池で心理的、経済的負担からの解放

もし充電式電池を使用したら、500回繰り返し充電して使用できるため、「もったいない」「お金がかかる」といった負担から一気に開放されます。

電池を充電するだけで良いのですから気軽に充電できますし、その結果スタンガンを常にベストコンディションに維持することができます。これはとても大きなメリットです。

受電式電池「対応」というメリット

充電式電池対応スタンガンは、その「対応」という部分も大きなメリットです。

充電式だからといって、充電のみでの使用では、電池が切れると充電を待たなければなりません。そして、危険はスタンガンの充電中に待ってくれるわけではありません。

充電式電池に対応したスタンガンは、アルカリ乾電池でも使用できます。非常時には予備のアルカリ乾電池を装着すすれば充電池の充電を待たず、スタンガンを使用すことができます。いわゆるハイブリットスタンガンともいえるこの機能は、非常時に備えるスタンガンならではの便利な特徴です。

スタンガンは充電式電池対応の新型がお勧め

このような理由から、スタンガンは充電式電池対応のスタンガンがお勧めです。実際に当店でも9割以上はこの充電式電池対応のスタンガンが売れています。やはり、スタンガンの現実的な実用性と使用スタイルにぴったりマッチしているということが、人気ぶりからもわかります。

スタンガンは購入時だけではなく、購入後の維持も考慮し、充電式電池対応のスタンガンを選ぶことを強くお勧めします。

充電式電池対応スタンガンと、それぞれに必要な電池の数量については、当店メインサイトの充電式電池と対応スタンガンをご覧ください。必要な電池の数量はスタンガンの機種によって異なりますので注意してください

スタンガンは電池の維持が何よりも大切です。是非充電式電池を活用し、スタンガンを常にベストコンディションで維持し、安全のためにお役立てください。

 

護身用品専門店KSP 店長 白石


護身用品は怖くて当たり前。だから少しだけ勇気を持って!


みなさんこんにちは。いろいろサイト更新以外の仕事があり、なかなか忙しいKSP店長の白石です。

今日はyoutubeのほうで、催涙スプレーは購入したけど威力を考えると怖いというお声をいただきました。

確かに催涙スプレーを顔面に浴びる私の動画を見ると、怖くなりますよね(苦笑)

これですよこれ・・すごく痛かったし、怖かった。

そして結果は、今のところ生涯で最強の痛みでした。

これを見て「ああ、こんなに威力があるのなら間違いない」という方が購入し、実際には怖くなって使用できないというパターン(このパターン意外と多い)ですが、それはすごくもったいない。

問題は考え方です。護身用品は一人の人間を行動不能にして、逃げる時間を作るためのもの。一人の人間を確実に行動不能にできる威力となると、普通じゃ考えられないくらい強力で当たり前です。

強力だから相手も怖じ気づくし、強力だから実際に相手を行動不能にできるし、強力だから自分の逃げる時間を得ることができます。当たり前ですが、強力でなければ無理な話。

強力な護身用品が怖いからといって、あなたは威力が弱いほうの護身用品を選びますか?それで本当に安心ですか?

考えたら答えは出ています。

護身用品は怖いほどに強力だからこそ、万が一の時には頼りになるのです。そうでなければ、中途半端な護身用品なら、自分の命を預けることなんかできません。犯罪の餌食になるなんて、想像するだけで恐ろしいでしょ?

本当に撃退力のある護身用品は怖くて当たり前です。だから誰が使っても相手を確実に撃退できるのです。

強力だからこそ持ち歩いたり、使用するのに慎重さや勇気が求められます。でも、犯人と一対一で対峙したときに丸腰でいたくないなら、最低限自分の身を守りたいなら、あなたに必要なのはただ一つ。それは強力な護身用品を勇気を持って携帯し、有事の際には勇気を持って使用することです。

自分の身を大きな危険から守るため、少しだけ勇気を持って、本物の護身用品をお役立てください。

 

KSP店長 白石


思ったほど良くないピストル型催涙スプレー


最近ピストル型(拳銃型)催涙スプレーの問い合わせが連続しています。

過去に当店で扱っていたこともあったので、それで問い合わせが来てるのかなと考えたりしてますが(^_^;)

外観はこんな感じのものですね。

ピストル型催涙スプレー

この催涙スプレーは、ドイツのカールホーネックというメーカーが作っていたディプロマットという名前の催涙スプレーでした。

なぜ過去形なのか?それは、現在はもう日本に入ってきてないと思われるからです。(カールホーネックとFOXが終了したようです参照)

ところでピストル型催涙スプレーはそんなに良いものでしょうか。

実はそれほど良いものではなく、数年前に当店で販売していたときもお勧めしていませんでした。

なぜ良くないかというと、最大の要因はその外観です。拳銃と同じ形なのでさぞ使いやすいだろう、狙いやすいだろう、かっこいいなどと思われがちですが、実際に使用するときに相手に与える印象に問題があるのです。

護身として身を守るとき、相手に拳銃型催涙スプレーを向けたとします。相手はそれを見て、これは拳銃の形はしているけど実は催涙スプレーだってわかるでしょうか。距離が離れていたり、周囲が暗かったりするとなおさら本物の拳銃に見えるはずです。

では、本物の拳銃を向けられたと思った相手はどうするでしょう。相手が丸腰で素直なら手を上げるかもしれませんね。ギブアップです。でも、相手もポケットに拳銃を持っていたら?相手に仲間がいて、その仲間が拳銃を持っていたら?拳銃は先に撃ったほうが勝ちです。これは海外では当たり前。あなたが相手に向けた催涙スプレーを拳銃と勘違いした相手は、果たして反撃に躊躇するでしょうか?もし相手が拳銃を持っていなくても、撃たれたら仲間が死ぬと思い込めば、物を投げる、クルマで突進する、など死にものぐるいで仲間を守ろうとするかもしれません。

実際に海外では、相手が持っていたホウキを銃と見間違い、射殺してしまうといった事件も過去に起きています。

結論として、催涙スプレーは拳銃に似ていないほうがよく、催涙スプレーは催涙スプレーらしい形であるべきなのです。さらにいうと、催涙スプレーだから威嚇力がゼロというわけではありません。催涙スプレーであっても、それが催涙スプレーだと相手にわかれば、威力は当然かなりのものと相手もわかりますので、相手は躊躇しますし、逃げだす可能性すらあります。

まあもう一点、ディプロマットの欠点を言うと、実は噴射力が異常に弱く、しゅ〜っと透明の液体を噴霧するような性能しかありませんでした。少しでも風がある屋外では、恐らく相手の顔面から20cmほどが射程圏内でしょう。せっかく相手から離れても使用できる催涙スプレーなのに、そんなに近づくなんて危険過ぎます。多分、護身は成功しないでしょう。

拳銃型催涙スプレーを探している方は、今回説明した内容をよく考えてください。

当店では、少しでも危機的状況を悪化させる恐れのある護身用品はお勧めできません。

 

KSP店長 白石


性犯罪を厳罰化 改正刑法が成立


性犯罪を厳罰化=告訴なくても起訴―改正刑法が成立

6/16(金) 17:53配信 時事通信

性犯罪を厳罰化する改正刑法が16日午後の参院本会議で、全会一致で可決、成立した。

強姦(ごうかん)罪の刑を重くし、男性も被害者になり得る「強制性交等罪」に改めるのが柱。被害者の心理的負担を軽くするため、被害の訴えがなくても検察官が起訴できる「非親告罪」にする。性犯罪に関する規定の抜本的な見直しは、1907年の現行刑法制定以来初めてで、7月13日に施行される見込み。

強姦罪について、「女子を姦淫」との文言を削った上で、名称を強制性交等罪とする。従来は強制わいせつ罪で対応してきた、性交や性交類似行為の男性への強要も対象に加える。法定刑の下限を懲役3年から5年に引き上げ、殺人と同等にする。致死傷罪も5年から6年に引き上げる。

改正刑法が成立しました。中でも性犯罪を厳罰化した点が注目されています。

性犯罪は己の欲を満たすために、被害者の人間として尊厳を奪う最低の行為です。今回の改正で、強姦罪の呼び名と適用性別が変更されたのと同時に、殺人と同等にするといった厳罰化が図られています。

これまでは罪が軽すぎたのではと思いますし、今回の厳罰化で「強姦は殺人と同じ」と明確になったので、今後の性犯罪の減少に期待したいところです。

また、恥ずかしながら男性が被害に遭うケースがあることは知りませんでした。今回の改正で男女の区別なく法的に対処できるようですので、これも良かったということでしょう。

法律の罰則などの強化は、少なからず犯罪抑止効果が期待できます。しかし、犯罪者の中には麻薬や脱法ドラッグ、飲酒、興奮状態、錯乱状態、集団心理などで後先を考えない者が相当数いるのも確かです。法の改正と厳罰化は政治家ができる性犯罪対策として正しい行いですが、これをもって性犯罪を完全に防げると安心するのは間違いです。どんなに刑罰が重くなっても、実際に被害に遭うときに自分の身を守れるのは自分だけです。女性の方は特に、最低限身を守るための護身用品は備えておくことをお勧めします。

 

KSP店長 白石


護身用品は飛行機に載せられるの?


護身用品の飛行機への持ち込み

旅先が危険なので護身用品を購入し、持って行きたいというお客様からの「護身用品を飛行機で持って行けるのか」という質問が多く寄せられています。この質問をされるのは、治安が悪い海外へ出かけるお客様がほとんどです。

結論としては、911テロ以降は航空機のハイジャック防止やテロ防止対策が強化され、護身用品のほとんどが飛行機に持ち込めなくなりました。

航空機搭載禁止の詳細や、それでも海外で護身用品を利用する方法などは、KSPメインサイトにてQ&Aページを追加して解説しましたのでご覧ください。

護身用品は飛行機に載せられますか?

なお、一部のお客様ではスタンガンや催涙スプレーが入ったカバンを手荷物で預けたら、ちゃんと飛行機に載せられたという場合もあるようですが、それはあくまで検査漏れから起きた偶然です。毎回その通りにはいかないものと考えたほうが無難ですね。

旅先で必要な護身用品を空港で没収されないように、皆さんくれぐれもお気をつけください。

 

 

KSP店長 白石


某テレビ局の報道部から協力依頼 画像の分析


某テレビ局の報道部から画像分析の依頼がありました。

メールで入手した画像を添付するから、その画像を詳しく分析して、見解を欲しいとのこと。

メールで届いた画像を見てみると…

そこに写っていたのは例の半島の北のお方のものでした。刈り上げヘアーがトレードマークの太ったあの人です。

その写真の内容や、テレビ局が依頼してきた分析の依頼内容は伏せますが、できる限りの分析をしてお答えしました。

まあ私の知識を持ってした分析にどれくらい価値があるのかは置いておくとして、テレビ局の担当の方は私の回答にとても感謝されていたので少しは役に立てたのではないかと思います。(^_^;)

最近いろんなマスコミから、護身用品の専門家としての意見を求めるような問い合わせが頻繁にあります。

それぞれ知りうる限りのことを丁寧にお答えしていますが、こうしたことも社会貢献のひとつだと思っています。私の護身用品や護身、防犯の知識が役に立っているようで、とても嬉しく思うこの頃です。

たまに護身用品を最初から悪と決めつけたような問い合わせもありますが、そういったときは相手の誤解や先入観を解き、護身用品を取り巻く現実も率直に説明しています。

特にテレビ番組では、最初から番組の意図ありきで希望する答えを得ようとする質問が多いように感じますが、相手がテレビ局であれ新聞社であれ警察や検察であれ、相手の望むように答えることは絶対にしません。たまに私の答えが意外過ぎて、テレビの番組構成が変わってしまうこともしばしばです。

常に冷静に、客観的に、事実をありのままに伝えることが一番大事ですよね。

これからも護身用品の専門家として、情報発信においても皆さんの役に立れてばと思っています。


防犯・護身情報コンテンツ追加 スタンガンスタンガン本体の寿命について


護身用スタンガン本体の寿命について、詳しく解説したコンテンツを追加しました。

スタンガンには電気回路そのものに寿命があることを理解し、その耐久性を理解することは、正しく確実に護身用スタンガンを運用し役立てるために大切なポイントです。

詳細は今回追加した以下のコンテンツをご覧ください。

スタンガン本体の寿命について

 

KSP店長 白石


やっとKSPサイトに商品検索を実装できました(^_^;)


こんにちは、相変わらずサイトを手作りしているKSP店長の白石です。

ここ数日かけ、やっとのことで商品検索をサイトに実装しました。

細かいことを言ってもアレですが、データベースやらプログラムやらで大変でした。でも完成してよかった(^_^;)

これでKSPサイトはぐんと使いやすくなったはずです。

スマホの場合、検索窓は一番上に出てきます。

 

パソコンの場合は左上ですよー。

 

検索結果はサムネイル表示で画像と一緒に出てきます。

みなさんどしどし商品検索をご利用くださいね(^-^)


某検察官からの問い合わせ(催涙スプレーの素朴すぎる疑問)


先日、某検察官から問い合わせがありました。

扱っている案件自体の詳細はもちろんわかりませんが、催涙スプレーのことについて教えてくださいとのことでした。

催涙スプレーについて先入観をもって決めつける前に、専門家に裏付けをとることは良いことですね。

質問:催涙スプレーが皮膚に付着したら火傷やただれなど怪我に繋がりますか?

答え:そのようなことはありません。経験上、指などに付着しても痛みも含め特別な症状はなかったですし、私の顔面に噴射して確かめたときも皮膚にそのような症状は起きませんでした。

ニュースなどでたまに、催涙スプレーを噴射され病院に搬送された方の皮膚がただれてるなど目にしますが、あれは果たして事実なのかと目を疑います。対人用の護身用催涙スプレーではそのような症状は起きません。最大限の効果を安全に発揮するよう考慮されているからです。そもそも何かスプレーされれば、すぐに催涙スプレーと報道するようですが、果たして本当に薬剤は催涙液なのか、そこをしっかりと確認する必要があるでしょう。劇薬に類する殺虫剤などの可能性も否定できないはずです。

福岡で発生した数億円の路上強盗の事件でも、事件直後に某テレビ局の報道フロアから問い合わせがありました。マスコミがこぞって「被害者が催涙スプレーを噴射され現金を強奪された」と決めつける中、客観的な意見を求め取材する姿勢は立派ですが、逆に「事件発生間もないのに、噴射されたのが催涙スプレーってどうしてわかったんですか?被害者がそう言ったから?被害者はなぜ催涙スプレーとわかった?」と質問を返すと、なるほどと納得されていました。その局では「催涙スプレーを噴射され」ではなく「スプレーのようなものを噴射され」と正しく報道すると言っていました。ともすればすぐに催涙スプレーと決めつけるマスコミにも困ったものだと思います。そもそも福岡の事件については、噴射を受けて現金を奪われた被害者が、そのあと数百m走って犯人の車両を追いかけています。もし催涙スプレーが使用されたなら、とんでもなく弱い催涙スプレーか、または催涙スプレーではない何かのスプレーなのかでしょう。ヘアースプレーや制汗スプレーはどこでも簡単に入手でき、これはこれで目に入ると痛いとも聞いていますし。もし事件にきちんとした護身用の催涙スプレーが使用されたとしたら、追いかけるどころか最低1時間は立ち上がることすらできないはずです。

なお、北米が主なマーケットとなるヒグマ用のクマスプレーは、催涙液の濃度が極端に濃いため、皮膚の爛れなど重篤な後遺症が残る恐れがあります。クマよけ専用のスプレーと護身用催涙スプレーは成分は似ていますが、効果は全く違いヒトには大変危険なので注意が必要です。

質問:目に入ると視力がおちたり、失明することはありますか?

答え:そのようなことはありません。自分で体験したときに、実際に大量に顔面に噴射し、相当な量が目に入りましたが、視力等に悪影響は残りませんでした。

当然ながら、護身用催涙スプレーは人体に対する安全性も考慮されています。身をもって体験しましたが、視力に影響は残りませんでした。ただし、これも先述の通りクマよけスプレーとなると話は別で、失明の恐れがありますので危険です。

質問:あなたの噴射動画を見ると顔面が赤くなっていますが、催涙スプレーの症状でしょう?

答え:そうとは限りません。人間は大きく力んだり、激痛を我慢したりすると顔面が紅潮することがあります。催涙スプレーは考えられないくらいの激痛が襲うため、我慢からくる紅潮だった可能性もあります。実験では顔面以外にも様々な体の部位に催涙液が付着しましたが、赤くなったのは顔面だけです。また、激痛に耐えるために大量の氷水で顔面を冷やし続けましたから、冷やしたことによってしもやけのような状態で赤くなった可能性もあります。

このあたりから、質問される検察官の方のいらだちのようなものを感じます。催涙スプレーが思っていたほど悪質ではないとわかってきたせいでしょうか。強力かつ「安全」という部分が、よほど意外だったのでしょう。なんとか催涙スプレーの害を探したい、聞き出したい、そのような雰囲気です。でも実際に護身用催涙スプレーは威力と安全性を両立していますの、いくら聞かれても安全なことに変わりはありません。

質問:痛みはどれくらいの時間で治まりましたか?

答え:基本的に激辛カレーを食べた舌の痛みを想像してください。それのずっと強力なものが催涙スプレーと思ってください。成分は近いので。ですから激辛カレーを食べた後と同じように、氷で冷やし続けたうえで、数時間ほどで痛みを感じなくなりました。

大量の氷と水を用意し、実験後にすぐに冷却対処を開始した上で、目が無理に開くようになるまで約15分くらいでしょうか。でもこの段階では開けられても数秒が限界です。ちゃんと周囲を見ることが出来る状態まで回復するのに30分以上かかったと思います。顔面自体の痛みはさらに持続し、ひりひりした痛みがなくなるまでには2〜3時間を要しました。なので、水も氷もない状況下で催涙スプレーを受けた場合、最低1時間は目もあけられない事は確実です。しかしそうはいっても成分はカプサイシンで、目や顔の痛みは激辛カレーを食べて感じる舌の痛みの延長線にあります。そして激辛カレーを食べたあとには舌の痛みを緩和するために水を口に含みたくなります。催涙スプレーを受けて顔面を冷やすのも、それと同じイメージです。

質問:でも、催涙スプレー本体に噴射されたら赤みや痛みの症状が出ると注意書きはないですよね?

答え:逆に聞きますが、激辛カレーに舌が赤くなる、舌に痛みを感じるって注意書きはありますが?安全で害がないのに表記する必要はあるものなのですか?

(相手はうーん、と唸って沈黙・・)

最後のこの質問は、あきらかに検察官が、何かの理由をこじつけて催涙スプレーを悪者にしようという意図を感じられたので、意地悪ですが質問で返えさせてもらいました。だって、この検察官は何かの事件の裏付けをとりたくて質問してきているはずなのに、最後の質問はあきらかに裏付けのためとは思えなかったから。

催涙スプレーで大勢が助かっているのが事実です

マスコミも、司法機関も、すぐに催涙スプレーを悪いものだと決めつけたがる。そういった風潮にはうんざりです。警察では守り切れない私たちの日常の危険から、催涙スプレーが多くの人を救っている事実はどうなるの?それは無視?救われたから事件にならない。だからマスコミも知らないし、警察も知らない。それは逆に考えると、それだけ絶大な防犯効果を上げているということでしょう?事件になる前に危険の芽を摘み、事件を未然に防ぐ護身用品の存在こそ、私たちの生活の安全を土台から支えているのではないでしょうか。護身用品で助かったという話をお客様から聞く度に、そのことを実感しています。

絶対に防がなければならない護身用品の悪用

とはいえ護身用品を悪用するケースも少なからず存在することも事実です。KSPでは護身用品販売の際に身分証明書を確認し、同意事項に同意をいただいて販売していますので、悪用自体はほぼゼロです。でも全てのショップが同じような対策を行っているわけではありません。警察からの事件の捜査協力の依頼は頻繁にあります。調べるたびに当店が販売したものではないと判明するのですが、問い合わせの度に「ああ、また護身用品悪用の事件か・・」と落胆します。こういった悪用される護身用品は、身分証明書も確認せず、匿名でも未成年者にでも無分別に販売するショップが販売したものでしょう。この「悪用防止」は、とても大事なポイントです。警察や検察もマスコミも、その部分をもっと注目すべきでしょう。

護身用品の悪用は、販売したショップと悪用した本人が問題であって、悪用の原因を護身用品そのものに求めるのはナンセンスである。

わたしはいつもこう考えています。だって、護身用品が役立ち救われた方が、悪用事例とは比較にならないほど沢山いるから。みなさんはどう思います?

これからもKSPは「正しい護身用品を正しく必要な人へ」をモットーに、防犯と正面から向き合っていきます。

 

護身用品専門店KSP 店長 白石