知らないと損をする スタンガンの真実

2014年8月8日

護身用スタンガンの用途は幅広く、あらゆるシーンで活躍します。でもそれは、本物の護身用スタンガンであってこその話です。

例えば、

  • 護身・防犯用
  • 身を守るため
  • 痴漢対策
  • ストーカー対策
  • 家庭内暴力対策
  • 強盗対策
  • 店舗防衛
  • 保安パトロール
  • セキュリティ業務

などなど・・・・

護身用品といえば、まずはスタンガンを思いつく方も多いのではないでしょうか。当店をご利用のお客様の使用目的も、ほとんどの方が上記のいずれかに該当します。

しかし、世の中のスタンガンであれば、どのスタンガンでもこういった本格的な用途に対応できるわけではありません。

今まで一度も護身用品を持ったことがない人や、本物の護身用スタンガンを知らない人にとって、スタンガンの見極めは非常に困難です。

今回は本物の護身用スタンガンついて、護身用品専門家として詳しく解説します。

スタンガンは相手を気絶させるという間違った先入観

まず真っ先に説明したいのが、スタンガンの間違った先入観についてです。

スタンガンを使うと「相手が気絶したり死んだりする」と思い込んでいる方がとても多いのには驚きますが、これは間違いです。

このようは先入観は、テレビドラマなどで、ありもしないイメージを植えつけた番組制作者に原因があるのでしょう。スタンガンをバリバリと相手に当て、相手がガクっと気絶するシーンを私は何度もテレビドラマで目にしました。あれでは視聴者が誤解してしまっても仕方ないと思います。

スタンガンによって気絶したり死亡したりすることはありません。(気絶事例は当店ユーザーの実例として数例ありますが、ごく希です)

確実な気絶を保証するようなスタンガンであれば、それは人体にとっては強力過ぎて、死亡の一歩手前と言っても過言ではありません。危なすぎる。

もちろん作り方によってはこのような危険なスタンガンも製作可能でしょう。しかしスタンガンの改造は倫理的に許されません。

護身用として綿密に設計されている護身用スタンガンは、人体に安全な範囲内で極限まで威力を高めたスタンガンなので、気絶などの事故は起きず撃退効果は理論上最大となっています。

スタンガンとは

ハンディタイプスタンガンの正しい持ち方

スタンガンは電気の感電を利用した護身用品です。

動力源は乾電池なので持ち歩きは自由で、小型で軽量かつ強力な護身用品です。

スタンガン自体はドラマやテレビでもたまに登場するので、なんとなく知っている方は多いかもしれません。スタンガンは片手で簡単に使え、電池と電気回路が入っていて、スイッチを押すとバチバチと電気スパークが出る護身用品です。

スタンガンの目的は、相手を感電させて動けなくし、その間に逃げて安全を確保することです。

スタンガンの代表的な効果とその根拠

スタンガンについて、おおよそのイメージはわかりましたでしょうか?

では具体的にスタンガンの効果について説明します。

スタンガンには2つの効果があります。

威嚇効果

スタンガンは何にも当てていない空中で、そのまま放電する事ができます。 これが威嚇スパークです。

(これは当店の護身用スタンガンの説明です。他店のスタンガンには該当しませんのでご注意下さい。)

空中で放電すると、先端の電極間でバチバチとカミナリのような激しい放電が起こります。まばゆい火花が発生し、大きな音がします。この様子を見た相手は、感電に対し本能的な恐怖を感じます。人間を始めとする動物は、感電に対して本能的に危険だとわかっています。従って激しい電気スパークを見ると怖気づき、近づく事が出来ません。これがスタンガンの威嚇効果です。

スタンガンは最も威嚇能力に優れた護身用品です。 護身の目的は身の安全を確保すること。そのために、安全にその場から逃げる事が最大目的です。 スタンガンの威嚇効果の活用は、相手との安全な距離を保ちながら、相手を痛めつけずに撃退できる最も理想的な護身方法です。

感電効果(電気ショック)

スタンガンは緊急時に相手を威嚇できない場合があり得ます。

後ろから突然抱きつかれたり、直接体の一部を掴まれた場合や、相手が半狂乱になって突進してきた場合などでは、相手との距離的な余裕がないためスタンガンの威嚇効果を十分に発揮できません。

こういった場合にはスタンガンを相手に接触させ、相手に電気ショックを与えます。

スタンガンの電気ショックは強力で、相手の皮膚の下にある神経に直接電気が流れます。神経に電気が流れると、神経網を伝って感電ショックは瞬時に全身に及びます。スタンガンで感電した人が硬直して動けないのは、感電で神経を支配され自由が効かなくなるからです。

神経に対する電気ショックは強烈です。例えば何かの角にヒジが当たった時に飛びあがる程痛く、腕全体が痺れてしまった経験は誰にでもあると思いますが、それとは比較にならないほど強烈な痛みとショックで瞬時に全身の自由を奪われます。そして崩れ落ちてしまいます。

感電した相手はその後放心状態が数十秒間続きますので、その間に逃げることができます。

スタンガンの安全性

スタンガンは、厳密に計算された電気回路と、精度の高い確かな部品、高い製造技術によって「安全性」と「威力」が両立されているため、人体に深刻なダメージを与えることがなく安全です。

感電作用を利用するスタンガンは、人体にとって安全な範囲内で、なおかつ最大限の効果を発揮する必要があります。パワーをコントロールしつつ確実に相手の自由を奪う必要があり、この両方をハイレベルで達成していなければ真の護身用品とは言えません。

電気には生命を絶つ力があります。感電事故や落雷などでは人体に深刻なダメージを与えるケースもあります。人体には体内に流れても安全な電流値の限界がありますが、護身用スタンガンはその電流値を厳密に計算し、人体に致命的な影響を与えないように開発されています。

それが護身用の究極のスタンガンであり、業務でのハードな使用においてでも全幅の信頼を得られるのです。

人体に安全で、かつ最大の効果を発揮する信頼できる製品かどうかは、公開された製品仕様でわかります。

高い性能を保証する本物の護身用スタンガンは詳細仕様が明確に公開されています。

  • 出力電圧
  • 出力電流
  • 出力周波数
  • 消費電力
  • 使用可能放電時間
  • 自然放電における電池の消耗レベル

これらの仕様が明確でなければ、製品そのものが良いのか悪いか、護身用として必要としている性能があるのかないのか、全く判断出来ません。

説明が少し専門的過ぎたかもしれませんね。簡単に言うと、

スタンガンを選ぶ時は、当店の「推奨スタンガン」を選べば問題ありません。

当店の推奨スタンガンは、護身用品専門店として、護身用品の専門家として、安全性と威力の両面から責任を持って推奨している護身用スタンガンです。

本物のスタンガンでないとどうなるのか

私は今まで仕事柄、様々なスタンガンを自分で体験してきました。(感電が好きなわけではありませんのであしからず)

本物でないスタンガンの、私が体験した例を2つ挙げます。

かわいいマスコット型スタンガン

とあるルートで小型スタンガンを入手しました。

実にかわいらしく小さくて、女性にも受け入れられるスタンガンだなというのが第一印象でした。パッケージの説明には大きく派手に「痴漢撃退!ストーカーにも!」といった文字が躍っています。そこで実際に自分に試してみました。

体験した結果は本当にひどいものでした。確かに感電しますが、まるで電気肩こり治療器のパッドのような感じで、逆に気持ちがいいくらいなのです。

このスタンガンのメーカーや商品については公開すると問題なので伏せます。

しかし、もしこのスタンガンを「本当に使用できる」と信じて買った女性が、本当に危険な状況に陥った時に使用して、はじめて効果ゼロだとわかるのです。護身は成功せず、最悪の結果が待っていることでしょう。考えただけでゾッとします。

おもちゃスタンガンを店長が体験

KSP店長がおもちゃスタンガンを体験

たまたま入手したスタンガンがオモチャっぽすぎたので体験してみました。

これがまた驚くほど威力が弱く、やっぱりおもちゃはおもちゃでした。。

おもちゃスタンガンを店長が体験(やっぱりおもちゃ)

スタンガンを護身用として準備するからには「確かな間違いのない威力」が最低限必要です。そして、そのためには購入するお客様にも確かな目的意識と正しい選択が必要です。

【注意】

現在の国内では、上記の例のような「おもちゃ用品」のカテゴリに分類されるスタンガンが数多く存在します。くれぐれもご注意ください。

本物のスタンガンについては、間違いだらけ!スタンガンの威力の正しい判断方法もご覧ください。

護身用スタンガンは、自分で自分の身を守りたい全ての方にお勧めできる本物のスタンガンです。

スタンガンは男性的だとか、女性や高齢者では使えないだろうといった意見をよく耳にします。

派手な電気スパークとブラック基調の外見はいかにも男性的で、女性は抵抗感を覚えるかもしれません。

しかし、護身用スタンガンは誰でも特別な練習なしですぐに使用できる優れた護身用品です。電池を入れておき、使う時はスイッチを入れるだけで簡単に使用でき、誰が使用しても100%同じ効果を発揮します。逆に言うと、意図的に誰でも確実に扱えるように設計されていると言えます。

まさに護身用品の神髄ですね。

当店に報告された女性ユーザーの体験談

スタンガン所有者の女性が米軍基地の付近で米兵(外国人の大男)に襲われ、暴行を受けそうになりました。相手は酔っていて見境がなく、100kg近い巨体が自身の上に乗り、もうダメだと思ったそうです。その時に、ハンドバッグからいつも持ち歩いているスタンガンが見えたので、とっさにスタンガンを持ち、相手の背中に当ててスイッチを入れたそうです。すると相手は飛び上がって転げ落ち、そのまま逃げていったそうです。スタンガンを役立てた女性の一例です。(この時使用されたスタンガン:S-308

「女性でも使えますか?」という多くの質問に、私はいつもこう答えます。 「女性にこそ最適です」 と。

命を守る大切な製品だからこそ慎重に選ぶべき

何か身を守る必要性を感じ、護身用品を検討し、スタンガンに興味を持った場合、その選び方には特別に慎重になる必要があります。なぜなら、世の中には使い物にならない低レベルのスタンガンが溢れているからです。

適当に値段や宣伝文句だけを見て変なスタンガンを買ってしまう前に、この記事を読んだあなたはラッキーです。もうおもちゃのようなスタンガンに騙されることもありませんし、安心して購入できるスタンガンがどれなのかはっきりわかったからです。

スタンガンはピンキリです。そしてスタンガンの選択のミスは、命を危険に晒す可能性を秘めた重大な問題です。

スタンガンを選ぶ時は信頼できる専門店で、根拠のあるものを選ぶこと(例えば当店のような)。そして、わからないことは納得できるまでページを読み、問い合わせること。これこそが確実な護身用品を入手する最短で確実な方法です。

最後に

護身用品スタンガンの効果やその理由についておわかりいただけたでしょうか?

不明点や質問などありましたら遠慮なくご相談ください。