KSP

毎日毎日、福島第一原発が気になって仕方ありません。

福島県の方々、隣県の方々、命がけで事故対応をされている方々、、、

放射能事故は目に見えない部分が多く、インターネットが普及した現在において
情報入手方法はテレビやラジオだけではありません。
いろいろな情報が飛び交っていますし慣れない放射能事故です。
現場が離れているとはいえせいぜい千数百キロですから放射能事故としては近い距離です。
いずれにしても用心に越した事はありません。

当店は防災には全く関係ないのですが震災以降注文が殺到しています。
総じて在庫は少なくはないのですが、それでも欠品に次ぐ欠品でご迷惑をおかけしています。
東北地方においても宅配便など物流が徐々に機能し始め、被災地からの注文も増えてきています。
恐れていた事ですが、大災害の後の治安悪化が認められるようになっています。
こんな大変な時に、、、と悲しい限りですが悪事を働く人間はどんな時でも人の弱みに付け込むようです。
大災害に人的被害、もうへとへとな被災地の方々にとってはたまらない現実です。

被災地の一日も早い復興と、原発事故が出来るだけ早く収束するようお祈り申し上げます。

護身用品専門店KSP 白石

護身・防犯コラム

twitterのフォロワーさんからの情報で知ったのですが、岩手県盛岡市でとんでもない事件が起こりました。

【地震】停電の隙に住宅に侵入し女子学生に暴行

盛岡市で、7日の余震による停電の隙を狙って10代の女子学生の部屋に侵入し、乱暴をしたとして29歳の男が強姦などの容疑で逮捕されました。
住居侵入と強姦の容疑で逮捕されたのは、盛岡市盛岡駅西通の会社員・松永享容疑者です。松永容疑者は8日午前1時前、盛岡市に住む10代後半の女子学生の部屋に侵入し、乱暴した疑いが持たれています。警察によると、2人は面識がなく、松永容疑者は住居侵入の容疑は認めているものの、強姦の容疑については否認しています。犯行当時、盛岡市内は全域で停電していました。

当店では一人暮らしの方の暴行被害などの多さを懸念し、以前から注意喚起をしていました。

一人暮らしで危険から身を守る究極の方法

今回の事件では一人暮らしの危険性を認識し用心していたかどうかは大きなポイントになります。
もちろん犯罪において被害者に非があるなどは有り得ず、全ては加害者が悪いのですが、
それでも犯罪が発生する限りそれを防ぐ努力をするかしないかは大きな差となります。

上記の「一人暮らしで危険から身を守る究極の方法」でも説明していますが、一番大事なのは施錠です。
ドア、窓など人が侵入できる大きさのものは(例えトイレの窓であっても)施錠しておく必要があります。
これだけで侵入されるリスクは大幅に軽減されます。

窓や玄関を施錠していても侵入を許してしまうケースもあります。

例えばこのような事例です。

注意!卑劣な引っ越し挨拶強盗

自らが出入りする以外に玄関を開けるタイミング、それは訪問者です。
訪問者についての警戒は常識として浸透している傾向があり、訪問者はのぞき窓で確認したり相手がはっきりするまでドアチェーンはかけたままにしておくなど実行されている方も多いでしょう。
しかし上記の事例のように初対面で当たり前といった状況も有り得ますし、そこを悪用する犯罪者もいるとう事もしっかり認識しておく必要があります。

今回の盛岡市の事件の場合、記事からは侵入方法は読み取れません。
現場は被災地であり停電中の出来事です。
もしかしたら被災者を装ったのかもしれませんし、停電で困っているとウソを付いたのかもしれません。
鍵をかけ忘れていた可能性も否定できませんし、昨今の高度に電気化された住宅では停電によってどのようにセキュリティ性がダウンするのか理解できていない方もいるでしょう。
例えばマンション共用ホールの入り口がオートロックになっている場合、普段はカギを持っている人しか出入りできません。それだけでも随分安心感がありますよね。でも停電中はどうでしょう。停電中だから出入り禁止などできるわけありませんし、停電中は当然ながら自動ドアは開けっ放し又は手動で開閉できる状態ではないでしょうか。いつも使っている来訪者確認のカメラも使えないでしょう。インターホンもダウンすればいつもは顔を見て見て会話をしてからあけていた玄関を、仕方なしに(不用意に)あけてしまうかもしれません。

日本が大災害に見舞われ、皆が協力し助け合って乗り越えようという気運のなか、それを悪用しようという者も決してゼロではありません。

なお今回情報を頂いたtwitterのフォロワーさんは停電でもある事からフラッシュライトが必須なのではないかと意見されていました。
全くの同意見です。

護身用にも使用できるフラッシュライトは停電時の一人暮らしにはまさにうってつけです。
家の中で懐中電灯としても普通に使用できるばかりでなく、非常時には暴漢の顔面を照らして強力な光線で相手の視界を奪えます。そしてそのまま相手の胸や腹を突けば相手はうずくまり、その間に逃げる事ができます。少なくとも相手のされるままに被害にあってしまう前に抵抗できるのです。今回の事件が起きたのは停電中の午前1時です。当然真っ暗ですから訪問者があったとしてもフラッシュライトを持って対応したはずです。その他の侵入口から侵入されたとしても停電中ですからフラッシュライトは身近に備えていたはずで、やはり十分に抵抗が可能だったと思われいます。

一人暮らしの方はもう一度、生活の中の防犯を考え直すようにして下さい。

犯罪被害に遭ってから後悔しても手遅れです。