注意!卑劣な引っ越し挨拶強盗

2010年10月16日

犯罪の方法は日々変化しています。(進化という言い方はしたくありません)

今回は変わった強盗被害例を紹介します。

「引っ越し挨拶」装い女子大生の部屋に強盗

 東京・中野区で、引っ越しの挨拶を装った2人組の男が、一人暮らしの女子大学生の部屋に押し入り、現金などを奪って逃走しました。

 警視庁によると、11日午後10時半ごろ、中野区中野で、2人組の男が「引っ越しの挨拶に来た」と言って、一人暮らしの女子大学生のマンションを訪ねてきました。女性がドアを開けた瞬間、男らは部屋に押し入り、女性を後ろ手に縛って「金を出せ」と脅しました。男らは、バッグの中から現金約8000 円とキャッシュカードを奪って逃げました。女性にけがはありませんでした。今月3日にも、引っ越しの挨拶を装った2人組による強盗事件が約1キロ離れたマンションで起きていて、警視庁は同一犯とみて調べています。

この事件は実際に東京都中野区で起きた事件です。

普段、宅配便やピザの宅配などに注意(宅配便や宅配ピザを装う強盗は昔からあり、警戒されている方が多い)している方でも、引っ越しの挨拶と言われれば、相手が見ず知らずで私服であっても警戒心を持たずに玄関を開けてしまうかもしれません。

近所に越してきた、挨拶したいとなると、今後の付き合いや印象などを考えてドアを開けてしまうと思います。

しかし、引っ越し挨拶といった良い習慣が悪用されるようになった以上、もう油断は出来ません。

実際にドアを開けると押し入ってきて、金品を奪われたり乱暴される危険があるという事です。

引っ越し挨拶を含め、やはり訪問者が来てドアを開ける前には十分に確認するようにしましょう。

過度の警戒が失礼になる時代はもう過ぎたと言っても過言ではありません。

十分過ぎるくらい慎重に確認しましょう。

また、逆に引っ越し挨拶をする側になった時は、相手が警戒しても当然のことと受け入れ、悪印象を持たないようにしたいものです。

防犯専門店KSP 店長 白石