子供の防犯対策の第一ステップ!狙われやすい場所と時間を把握!

2017年12月26日

子供の防犯対策

女性の方は、夜道などの危険な場所で、強姦、強制わいせつなどの犯罪にあう可能性が高くなります。

ですから、多くの方が何かしらの防犯対策をしているかと思います。

ただ、小学校のくらいの子供を対象とした防犯対策を知らない方は少なくないでしょう。

子供の場合は、狙われやすい時間や場所が大人の場合と少し異なるのです。「犯人はどのような時間、どのような場所で子供を狙うのか」を知ることは非常に重要になります。

日没前であっても、性犯罪は発生する

性犯罪の時間帯

まずは、13歳未満の女子に対する性犯罪の時間別発生状況のデータをご覧ください。(参考:警視庁HP)

時間別発生状況(13歳未満)

  • 5時~7時 0%
  • 7時~9時 1.3%
  • 9時~11時 6.7%
  • 11時~13時 6.7%
  • 13時~15時 20.0%
  • 15時~17時 21.3%
  • 17時~19時 16.0%
  • 19時~21時 6.7%
  • 21時~23時 2.7%
  • 23時~1時 5.3%
  • 1時~3時 1.3%
  • 3時~5時 0%

13歳未満の女子に対する性犯罪は、下校時間帯(13時~19時)に約57%が集中して発生していることが分かります。たとえ日没前であっても、注意が必要なのです。

「住宅」「通路上」で性犯罪は起きやすい

侵入者

次に、13歳未満の女子に対する性犯罪の場所別発生状況のデータをご覧ください。(参考:警視庁HP)

場所別発生状況(13歳未満)

  • 中高層住宅 25.3%
  • 道路上 18.7%
  • 都市公園 10.7%
  • その他の住宅 12.0%
  • 駐車(輪)場  2.7%
  • 一戸建て住宅 8.0%
  • 学校 5.3%
  • 電車・バス 0%

住宅(一戸建て・中高層・その他の住宅)での発生が約45.3%を占め、次に、道路上の発生が多くなっています。建物に連れ込まれたり、子供が自宅に一人でいるときに入ってきたりして、性犯罪が起こることが少なくありません。

性犯罪の被害を避けるために、必要な注意点

子供に教える安全対策

保護者の方は、お子さんに注意を促す必要があります。注意点としては、以下のようなところが挙げられるでしょう。

  • 人通りのある明るい通りを歩く
  • 人通りのない暗い道を歩くときは、周囲に気を付ける
  • 不審者が来たら、大声を出し、その場からすぐに逃げて、近くの店や家に駆けこむ
  • 住宅街やマンションに入っても、周囲に気を付ける
  • エレベーターを乗るときは、ボタンの前に立つ
  • エレベーターで不審者が乗り込んできたら、すぐ降りる
  • 自宅玄関を開けるときは、周囲を確認してから開ける

これらの注意点を意識しながら行動すると、犯人からターゲットにされにくくなります。

犯人は、無計画に犯罪を行うのではなく、狙いやすい子供がいるかどうかを観察するのです。

ですから、被害にあわないためには、上記の注意点を守ることが大切になります。

最後に

いかがでしたか?

子供は、下校時間帯で、住宅や通路上で、性犯罪に遭いやすい傾向にあります。

犯人に狙われないためにも、親が子供に注意を促し、日々行動させることが重要なのです。

そして、万が一に備えて防犯対策グッズを持たせるようにしましょう。

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