不審者対策として家でできる防犯について解説します!

不審者に家の侵入を許してしまうと、大切な財産を失ってしまうのはもちろん、精神的にも大きな苦痛を味わう可能性があります。
どこの家にでも侵入しているわけではなく、しっかりと侵入できそうな家を見極めた上で犯行に及んでいるので、少しでもリスクを軽減できる家づくりが重要です。
そこで今回は、不審者対策としてオススメな家でできる防犯について解説します。

□不審者が嫌がる家の特徴

1. 防犯対策をしている家

しっかりと防犯対策がされている家には、侵入が難しいことから嫌がって何もしてこない傾向にあります。
具体的には、警備会社のセキュリティシステムが設置されていたり、ステッカーが貼られていたりする家は、防犯意識の高い家だと言えるでしょう。
不審者が侵入を試みれば、セキュリティシステムによって警備会社に通報される危険があるため、そこまでのリスクがあるのに侵入してくるケースは少ないです。

また、外から見える位置に設置された防犯カメラや、動くもの・熱を感知して点灯するセンサーライトも、防犯対策としてとても優秀です。
防犯カメラで記録が残ったり、明るくなって人に見つかる可能性が高まったりすると、諦めてくれる場合が多いです。

2. 侵入に時間を要する家

捕まるリスクを少しでも軽減するために、不審者は素早く侵入して見つかりにくく、すぐに逃げられる家を選んで犯行に及びます。
そのため、ガラス破りや施錠破りなどによって、家に侵入する時間が5分以上かかってしまう場合は、諦めて別の家へと狙いを変えるケースがほとんどです。

また、家の周りで長時間不審な動きをしていれば、怪しまれて警察に通報されるリスクが高まります。
被害を防ぐためにも、侵入するまでに時間がかかるような設備面での強化も重要です。

3. 周囲に死角がない家

人目を避けて犯行に及ぶため、死角がなく見通しの良い場所にある家は、ターゲットになる可能性が低いと言えます。
その反面、高い塀や垣根、大きな庭木のような体を隠せる場所が多い家は、狙われることが多いです。
また、目立たないところに勝手口があったり、2階バルコニーが見通しの悪い腰壁で囲まれていたりする場合も注意が必要です。

□不審者対策として家でできる防犯

1. 短時間の外出でも施錠する

「ちょっとだけの外出であれば、施錠しなくても大丈夫だろう」と思っていると、その間に不審者に侵入されてしまう可能性があります。
実は、最も多い侵入手口は、施錠していない家であり、1〜2分程度あれば侵入を許してしまうこともあります。
そのため、どんな小さな窓でも、どんな短い時間であっても、施錠する習慣を身につけておくことが大切です。

2. 光で寄せ付けない

電気を全て消して外出している場合、家を留守にしていることを不審者に伝えているようなものです。
ただ、誰も家にいないのに、電気をつけっぱなしにしておくのは勿体無いので、できれば避けたいでしょう。
そこでオススメなのが、センサーライトの設置です。

センサーライトは、人の動きを感知して自動的に点灯するシステムです。
そのため、人が来たらすぐにわかり、不審者の存在もすぐにわかるようになります。
人の動きに反応してライトがつく仕組みなので、電気の無駄遣いもなく防犯対策として優秀です。

3. 重要書類や通帳にも施錠をする

屋外ばかり注意するのではなく、万が一侵入されたことも考慮して室内の防犯対策をすることも重要です。
つまり、二重の対策が重要であり、室内ではハンコや通帳などの貴重品を、重量感があって持ち運びしにくいロック式のキャビネットのような場所に保管しておくと、被害を最小限に抑えられるでしょう。

□不審者を家に寄せ付けないためのコツ

普段からドアや窓に対する防犯意識を高めておくことは重要ですが、どれだけ注意しても侵入を許してしまうことはあります。
ただ、少しでも家が狙われる可能性を低くできるよう、ドアと窓の防犯対策は怠らないようにしましょう。

*ドアの防犯対策

ドアからの侵入を防ぐ方法としては、まず補助錠を取り付けることが効果的です。
1つのドアに錠が2つ以上ついていれば、当然侵入するのに手間がかかります。
時間がかかることは、不審者にとって避けたいことなので、家から逃げてくれるでしょう。

また、ガードプレートを取り付けるのもオススメです。
ガードプレートは、ドアとドア枠の隙間を防ぐためのプレートを指します。
隙間があると、バールのような工具を差し込まれ、ドア錠を破壊される可能性がありますが、そのような事態を防ぐ効果があります。

*窓の防犯対策

窓の防犯対策としては、ドアと同様に、補助錠の取り付けがオススメです。
サッシには補助錠を取り付け、クレセント錠はロック付きのものを選ぶと防犯性が上がるでしょう。

また、防犯フィルムを貼ることも効果的です。
ウィンドウフィルムを窓ガラスの全面に貼り付け、防犯効果を高めると窓からの侵入リスクを軽減できます。

□まとめ

不審者対策として家でできることは、施錠を心がけるような日常的なところから、ドアや窓の対策まで様々です。
ただ、どれだけ注意しても侵入されてしまう可能性はあるので、侵入後の対応についても考えておくと良いでしょう。
家の中で不審者に出くわした場合を想定して、防犯グッズを常備しておくことをおすすめします。
当社では、幅広い防犯グッズを取り扱っておりますので、気になるものがあればぜひご購入ください。

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Posted by ksp_weblog