不審者に狙われやすい子供の特徴と対策について解説します!

2023年2月6日

テレビの特集や報道番組の中で、不審者に関するニュースは日々絶えません。

実際に子供への声かけ・付きまとい事案は増加傾向にあるため、安心した暮らしのためにも防犯対策が重要です。

そこで今回の記事では、不審者に狙われやすい子供の特徴や身を守る方法をご紹介します。

不審者に狙われやすい子供の特徴

不審者は犯罪発覚を恐れているため、狙う子供を選んで声をかけています。

以下では、声をかけやすい行動、声をかけやすい雰囲気の子供など、不審者に狙われやすい子供の特徴を5つご紹介します。

ひとりで歩いている・遊んでいる

周囲に大人の目がない場所や時間帯にひとりで遊んでいる子供は、不審者に狙われやすい傾向にあります。

たとえ保護者が一緒であったとしても、目を離した途端にすぐ何処かに行ってしまうような子供も注意が必要です。

ぼんやりしている

周りをよく見ておらず、注意力が散漫な子供や、考え事をしながら下を向いており、前を見ないで歩いているような子供は注意が必要です。

隙が大きいため、不審者に声をかけられる対象になりやすいと考えられます。

好きなことに集中しやすい

目の前のことに夢中になりすぎる子供や、興味の対象しか見ていないような子供は、周囲に目を配ることができなくなります。

その結果、不審者が近づきやすく、声をかけられやすいです。

時間を持て余している

目的がはっきりしておらず、ひとりで時間を潰しているような子供は、不審者が声をかけやすいと言えます。

特に繁華街や商業施設など、不特定多数の人間が行き交う場所では、たとえ人が大勢いたとしても狙われる可能性が高いです。

意志が弱そう

不審者は声をかけることで反応を見て、はっきり断れなかったり、優柔不断な受け答えをしたりする子供を狙っています。

意志の弱さだけでなく、抵抗できなさそうな子供も狙われるため注意が必要です。

不審者はどの時間帯や場所を狙っている?

警察による不審者情報の分析結果を見てみると、子供が不審者による被害にあった時間帯は「15時から16時」が最も多い結果が出ています。

この時間帯は、不審者のターゲットになりやすい小学生が下校するタイミングであり、狙って動いていると考えられます。

不審者被害に遭った時間帯を並べると、「16時から17時」「17時から18時」と続いているため、やはり下校するタイミングを狙っていると言えるでしょう。

また、朝の7時から8時においても、やや高めな数字が出ています。

下校する夕方のタイミングだけでなく、早朝にも警戒が必要です。

被害時の状況別で見ると、「帰宅時」が最多で、「遊び中」「通学時」と続いています。

朝夕の登校時のみで半数以上を占めている結果から見るに、登校時における見守りの必要性が高いと言えるでしょう。

被害に遭った場所に関しては、「路上」が最も多く、次いで「公園」、デパートやスーパーなどの「店内」と続いています。

つまり、最も不審者に警戒すべきなのは、通学路であると言えます。

人通りの少ない道や死角の多い路上は、不審者が待ち伏せしたり、車で攫(さら)ったりしやすい場所です。

そのため、通学路の中にそのような場所がないか、事前に確認して安全な場所を把握しておきましょう。

集合住宅に住んでいる場合は、駐車場や階段の踊り場、エレベーター内での被害にも注意が必要です。

エレベーター内で知らない人と2人きりになるような状況は避け、階段を使ったり別のエレベーターを使ったりと、対策を考えておくことが重要です。

不審者から身を守る方法

不審者との遭遇や声をかけられることを回避するためには、日頃から防犯意識を高め、防犯対策を実践することが重要です。

例えば、不審者はひとりで行動している子供を狙う傾向にあります。

そのため、遅い時間に不要不急の外出を避けたり、外出時はなるべく単独での行動を避けたりして、できる限りひとりでの行動はやめさせましょう。

被害に遭うのは「小学2年生から4年生」くらいの年齢の子供が多いですが、幼児が被害に遭った例もあります。

幼稚園や保育園、学童施設などでも、幼児をひとりで出歩かせることなく、必ず保育士や指導員を同伴させるようにしましょう。

学校や習い事からの帰宅など、どうしてもひとりで行動する必要がある場合には、なるべく人通りの多い場所を選ぶことが大切です。

また、防犯グッズをカバンやポケットの中に入れておき、万が一に備えてすぐに使えるようにしておきましょう。

もしも不審者に遭遇したら、その場から逃げることを優先することが大切です。

安全に逃げるためにも、不審に感じた時点で早めに走って逃げましょう。

防犯グッズで周囲に身の危険を知らせ、助けを呼ぶことを心がけましょう。

まとめ

不審者に遭遇した場合や、より安心して外を歩くためにも、子供には防犯グッズを持たせることをオススメします。

その際、子供の使いやすさを考慮することが大切で、いざという時に備えて定期的なメンテナンスも怠らないようにしましょう。

当社では、幅広く防犯グッズを取り扱っておりますので、身を守るためにもぜひご購入ください。

防犯ブログ

Posted by ksp_weblog