ストーカーはどのようなものがある?事例と対策について解説します!

「これストーカーかも」と思っても相談できない方は多いものです。
直接の被害はなくてもストーカー行為は深刻化することがあり、事件が起きてからでは手遅れです。
そこでストーカー規制法が制定されましたが、一体どのような行為が当てはまるのでしょうか。
今回はストーカー行為の事例とともにその対策を解説します。

□ストーカーの事例

「ストーカーは自分の勘違いなのでは」と思う方も多いかもしれませんが、ストーカーだと認定される行為はさまざまです。
次の事例を参考に、身の回りでの出来事を振り返りましょう。

1つ目は、つきまといや待ち伏せです。
つきまといや待ち伏せは、「偶然かな」と思い、自分では気づきにくいストーカー行為ですが、エスカレートする可能性もあります。
通勤や通学途中で不自然なほどによく見かける人がいたら、何かをされていなくても警察や周りの人に相談しましょう。

2つ目は、監視していることを告げる行為です。
つきまといや待ち伏せはその行為で終わることもありますが、つきまとっていることをわざわざ報告してくるストーカーもいるので気を付けましょう。
帰宅後に「おかえりなさい」と電話があったり、その日の服装や行動を把握していることを告げられたりすることがあります。

3つ目は、面会や交際の要求です。
ストーカーは面識のない人だけではありません。
元交際相手や知り合いがストーカー行為をする場合もあります。
元交際相手や交際の告白を断った相手が、交際を求めて執拗に連絡を取ってくることもストーカー行為に含まれるので、悩んでいる方は相談しましょう。

4つ目は、乱暴な行為です。
乱暴な行為は、身体に及ぼす暴力だけではなく大声での暴言も含まれます。
わかりやすいストーカー行為ですが、家の前で大きな音を出されると周りにも迷惑がかかります。

5つ目は、無言電話や連続電話です。
無言電話は何も告げていなくても、不安を増大させる行為です。
拒否したにもかかわらず、何回もかかってくることもあります。
電話以外にもメールや手紙が送られる場合もありますが、電話と同様に精神的ストレスを感じさせるものです。

□ストーカー行為に対する自己防衛対策

少しでもストーカー行為だと感じたら、警察や周りの人に相談するのが一番ですが、自分の身を自分で守れるようにしておくとより安心します。

つきまといや待ち伏せ行為は、帰宅途中にされることがほとんどです。
一人で帰るのはできるだけ避けて、タクシーや車で帰りましょう。
また防犯ブザーを携帯したり、いつでも110番できるように準備したりすることも重要です。
一人暮らしの女性の場合、ドアや窓に二重鍵を設置すると防犯性が高まります。

監視していると告げる行為は、見えないところから監視されている可能性があります。
いつ、どのような場所から監視しているのかを特定するために、告げられた監視内容をメモして警察に届けましょう。
家では、厚手のカーテンを使用し、外から中の様子が見えないようにすると良いでしょう。

面会や交際の要求は、知り合いであるケースが多いですが、知り合いだからといって遠慮せずはっきりと拒絶の態度を見せましょう。

乱暴な行為は、その場で対処することが重要です。
相手は冷静な状況ではないので、自分でどうにかしようとするのではなくすぐに警察に通報しましょう。

無言電話や連続電話は、警察以外にも電話会社に相談できます。
電話番号の変更や着信拒否設定をはじめ、さまざまな対策を教えてくれます。

□被害が深刻化する前に対策

以上で紹介したストーカー行為は、被害に遭っていないと思う方も多いかもしれません。
そう思える間は良いのですが、被害が深刻する恐れもあるので、少しでも不安を感じたら以下の対策をして、深刻化を防ぎましょう。

*一人での行動は控える

特に女性の場合、ストーカーの危険性がある中、一人で外出することはとても危険です。
誰かと一緒に外出することをおすすめします。
どうしても一人で外出しなければならない場合は、人通りの多い道を歩く、明るい時間に外出する、タクシーを利用するなどして身の安全を確保しましょう。
またイヤホンをして携帯を見ながらの外出は、周りの状況に気づきにくいため、とても危険です。
絶対に避けてください。

*個人情報の管理に気を付ける

電話番号や住所を変更しても、その後個人情報が流出してしまうとストーカー対策が全て振り出しに戻ってしまいます。
個人情報が載っている郵便物は特に要注意です。
郵便ポストに鍵をかけて、誰にも見られないようにしましょう。
また捨てる際は、個人情報がわからないように細断してから捨てましょう。

□まとめ

今回はストーカー行為の事例とともにその対策を解説しました。
ストーカーの被害者のほとんどが女性です。
体格的に女性が男性に立ち向かうことは難しいので、深刻化する前の対策がとても重要です。
当社では、女性のストーカー対策用の護身用品を用意しております。
防犯に不安がある方は、ぜひお問い合わせください。

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Posted by ksp_weblog