暗い夜道は不審者に注意!安心して歩くための防犯対策とは?

2023年4月21日

ストーカーやひったくり、痴漢など、暗い夜道に潜んでいる不審者は、突然襲いかかってきます。

防犯カメラが設置されているからといって安心はできず、女性がひとりで歩いている時を狙って犯行に及ぶ不審者も多いので、常に警戒心を持って行動することが求められます。
そこで今回は、暗い夜道で安心して歩くための防犯対策について解説します。

不審者が狙っている場所

街灯の少ない暗い夜道や人通りが少ない道など、路上で不審者に襲われるケースは多いです。

では、「路上にだけ注意して歩けば良いのか」と思われるかもしれませんが、駐輪場や駐車場にも要注意です。

警察の調査データによると、強姦や強制わいせつの発生は、午後6時以降の暗くなる時間帯から明け方にかけて増加する傾向にあります。

また、人通りが少なくなる時間を狙ったひったくりが発生することも考えられ、ストーカーに待ち伏せされている可能性もあります。

夜道だけでなく、駐車場や駐輪場などでも事件は発生しており、たとえ利用者がいるからといって安心できません。

不審者の中には、車上荒らしを狙って物色している可能性があるからです。

被害に遭わないためにも、監視カメラが設置されている駐車場・駐輪場を選んだり、夜間でも明るい場所を選んだりして利用すると良いでしょう。

また、音楽を聴いたり、スマートフォンを操作しながら歩いたりする「ながら歩き」は、注意力が散漫になってしまいます。

そのため、周囲に異変が起きていても気が付かずに、犯罪に巻き込まれたということにもなりかねないので、特に夜間は警戒心を持って行動することが重要です。

不審者に襲われないための防犯対策

1.明るい道を歩くようにする

たとえ最短ルートであっても、夜間に人通りの全くない道をひとりで歩くのは危険です。

特に道路や電車の高架下など、周囲から見えにくい場所は危険度が高く、不審者もよく現れるスポットです、

対策として、できるだけ人通りの多い場所を歩くのはもちろん、暗い場所を歩く必要がある場合は、携帯の懐中電灯機能やLEDライトを使い、辺りを照らしながら歩くようにしましょう。

2.防犯グッズを常備する

襲われないための対策も重要ですが、万が一に備えて襲われた時の対策についても考えておくことが重要です。

相手を撃退・威嚇する目的で、防犯グッズを持ち歩く対策はおすすめで、最近では女性でも持ち歩きやすい可愛らしいデザインのグッズも販売されています。

ただ、無理に相手を倒そうとするのではなく、怯んでいる隙に逃げることを前提とした行動が重要です。

3.ながらスマホはしない

楽しい音楽を聴いていれば、暗い夜道も怖がらずに歩けますが、音楽を聴いている時間はどうしても無防備になってしまいます。

そのため、不審者が近づいてきている場合でも気づきにくく、狙われる可能性も高まってしまいます。

音楽を聴くのと同様に、ながらスマホも注意力が散漫になってしまうため、周囲への警戒を怠らないように歩きましょう。

4.複数人で歩く

真っ暗な夜道を歩く必要がある場合は、できるだけ複数人で歩くことを心がけましょう。

この際、必ずしも知り合いと一緒に歩く必要はなく、たとえ知らない人同士であっても、ある程度の距離感を保ちながら同じ群れとして歩けば、防犯対策として効果的です。

不審者が襲ってきた場合の対応

ご紹介したような防犯対策をしっかりと心がけていても、隙を狙って不審者が襲いかかってくることも考えられます。

そのため、不審者が襲ってきた際に、どのように行動するかまで考えておくことが重要です。

具体的には、臨機応変に素早い対応を行うことが求められます。

ただ、臨機応変に素早い対応が必要なことを頭では理解していても、体が覚えていないと実際に行動するのは難しいです。

そのため、日頃からの防犯訓練やイメージが非常に大切です。

適切な対応としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 防犯グッズを駆使しながら、周囲の人に助けを求める
  • 催涙スプレーを相手の顔めがけて噴射する
  • 抱きつかれた場合は、カバンや硬いものを使って叩いたり押し付けたりする

これらの行動イメージを固めておき、万が一の際に体が動くように訓練することが重要です。

相手を倒すことを考えるのではなく、いち早く逃げて身の安全を確保した上で、警察に通報することを意識しましょう。

日頃から防犯対策を行なっていれば、誰かが襲われそうになっている、あるいは襲われている時に居合わしていても、冷静に助けられるようになります。

また、大切な友人や家族に対して、自分が知識として蓄えた防犯対策の助言をすることも、立派な手助け行為だと言えます。

被害者をひとりでも減らせるように、まずは自分自身を守るために防犯対策を行い、周囲の人も助けられるような人になりましょう。

まとめ

暗い夜道をひとりで歩く場合は、多くの危険が潜んでいます。

夜間でも安心して道を歩けるように、どのような防犯対策が効果的なのかを把握しておき、行動に移せるように訓練することが大切です。

また、防犯グッズを持ち歩くことも安心材料になるので、ひとつはカバンにでも入れておくことをおすすめします。

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Posted by ksp_weblog