催涙スプレーとスタンガンはどちらが良い?専門家が解説します

ご自身の身を守りたい方に、知っていただきたいのが、催涙スプレーとスタンガンの違いです。
どちらも身を守るという点で優秀な商品ですが、それぞれ異なった特徴があります。
そこで今回は催涙スプレーとスタンガンのメリット、デメリットを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□催涙スプレーのメリットとデメリットとは

催涙スプレーには以下のメリットがあります。

1つ目は使い方が簡単な点です。
使い方はボタンを標的に向けて、ボタンを押すだけです。
特別な技術がいらないので、使いやすいのが特徴です。

2つ目は相手から離れて使用できる点です。
スプレーなので、3から5mほど相手と離れていても、自分の身を守れます。
危険な相手に近づかなくても良いのは安心ですよね。

3つ目は1秒ほどの噴射で効果がある点です。
少しの時間だけで効果が出るので、危険な相手といる時間を少しでも縮められます。

4つ目は命中した相手は一時間以上完全に動けなくなる点です。
顔に命中した相手は、一時間以上まともに動けなくなります。
一時間もあれば十分に身の安全を確保できますし、警察も到着します。

反対に催涙スプレーは以下のデメリットがあります。

1つ目は顔面に命中しなければいけない点です。
体に当たったり、顔がおおわれていたりした場合は効果がありません。
顔面に当たるように射出しましょう。

2つ目は暗闇、至近距離、背後の相手は狙いにくい点です。
顔面に命中しなければいけない都合上、暗闇、至近距離、背後の相手は狙いにくいです。

3つ目は威嚇効果がないので、必ず噴射する必要がある点です。
スプレーなので、当たってみないと、効果があるのか分からないです。
そのため、威嚇効果がなく、襲われそうになった場合、必ず当てる必要があります。

4つ目は人が大勢だと噴射しにくい点です。
スプレーなので、周りに大勢の方がいると、危険な相手以外にも当たってしまう可能性があります。

□スタンガンのメリットとデメリットとは

スタンガンには以下のメリットがあります。

1つ目は威嚇できる点です。
催涙スプレーは威嚇の効果がありませんでしたが、音、光ともに激しいので、威嚇としても使用できます。
使う目的ではなくても、威嚇用として持っておいても良いかもしれませんね。

2つ目は密着されても振りほどくことができる点です。
背後から密着されても、スタンガンの電撃で振りほどけます。
催涙スプレーは近距離では使用しづらかったのに対して、近距離で使いやすい特徴があります。

3つ目は相手に恐怖感を与え放心状態にできる点です。
スタンガンを当て、電撃ショックを与えた相手は全員気絶するわけではありません。
しかし、相当なダメージを受けるため、恐怖感を植え付けられます。

反対にスタンガンには以下のデメリットがあります。

1つ目は使用時には相手に直接押し当てなければならない点です。
催涙スプレーは近づかなくても効果を発揮できたのですが、スタンガンは体に押し当てないと効果が発揮できないので、相手と近づく必要が出てきます。
危険な相手に近づくのは不安ですよね。

2つ目は最低5秒前後の連続電撃が必要な点です。
ダメージを負わせるには最低5秒もの間相手にスタンガンを当てないといけません。

威力や大きさが様々なので、どのくらいの威力が必要なのか困った際はぜひ当社にご相談ください。

□催涙スプレーとスタンガンどっちを選べば良いのか?

結論としてはどちらも持っておくと、どんなシチュエーションでも命を守れるので、どちらも常備しておきましょう。

催涙スプレーは遠距離用で、効果が大きいです。
スタンガンは近距離用で、威嚇効果が大きいです。
両方を持っておくことによって、どんなシチュエーションでも乗り越えられます。

例えば、夜道で背後から抱きつかれた場合は、近距離なので、まずスタンガンを相手の体に当て、振りほどきます。
しかし、スタンガンを当てただけでは、数秒した後に相手は復活してしまうので、スタンガンで苦しんでいて狙いやすい間に催涙スプレーを顔面にかけます。
そうすることで、安全に相手を対処できます。

他の例では、脅されていた時はスタンガンを使用して、それでも迫ってきたら催涙スプレー、抱きついてきたらスタンガンを当てましょう。

このようにどちらかを持っておくのではなく、しっかり命を守りたいのであれば催涙スプレー、スタンガンの二段構えをおすすめします。

普段活躍しない護身用品ですが、命を守るためにはなくてはならない商品です。
ぜひ、普段使用している荷物の中にこれら2つを入れて、万が一に備えましょう。

□まとめ

催涙スプレーとスタンガンについて解説しましたがいかがだったでしょうか。
この記事がお客様の命を守る手助けになれば幸いです。
また、この記事でご不明な点がある方や、護身用品を購入したいと思った方は当社にご連絡ください。
専門の知識とこだわりで本物の護身用品を提供させていただきます。

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Posted by ksp_weblog