押し込み強盗への対策方法とは?ケース別に解説します!

巧妙な手口で自宅に侵入してくる押し込み強盗はとても恐ろしいですよね。
強盗による被害を防ぐには、やはりいくらかの知識は必要です。
そこで今回は、押し込み強盗の被害にあわないための対策について解説します。
ぜひご覧ください。

□押し込み強盗とは

押し込み強盗とは、宅配業者やガスの点検などを装ってインターフォンを鳴らし、ドアがあいたら強引に侵入してくる強盗です。
押し込み強盗の場合、財産を奪われることはもちろんですが、性犯罪に発展することもありますので、女性は特に注意しなければなりません。
場合によっては、殺人事件に結びつくケースもある非常に恐ろしいケースです。
以前、ガス点検業者を装った男が対応に出た主婦を殺害した後、その子供も殺害した事件がありました。

最近だと、リモートワークや外出自粛などで在宅している女性や高齢者を狙い、宅配業者や点検などを装って家に押し入る強盗が増えています。
今後も被害数が増える可能性があり、強盗の内容も凶悪化しています。

□強盗に狙われやすい家の特徴とは

強盗に狙われやすい家の特徴には以下のようなものがあります。

1つ目の特徴は、「表札が古い」家です。
表札が古い家は、長年同じ居住者、すなわち高齢者が住んでいると推測されやすいです。
古びた表札であれば新しいものに変えるのをおすすめします。

2つ目の特徴は、「門扉ではなく、玄関扉の横にインターホンがついている」家です。
インターホンは玄関横ではなく門扉の外側に設置し、門扉にも電子錠を取りつけるようにしましょう。
門扉を設置できない場合は、「機能門柱」を家と公道の境界に設置するのもおすすめです。
家の境界あたりがしっかり管理されていると防犯対策が行き届いた印象を与え、侵入の抑止にもつながります。

3つ目の特徴は、「玄関に出している靴や外の傘立ての中にある傘が女性ものしかない」家です。
防犯対策としては、玄関の目につく場所に作業用の安全靴を置くことや、ベランダに工事用の作業服を干しておくことをおすすめします。
ひとり暮らしの女性は男性用下着を外に干すといいとよく言いますが、実際それだけでは不充分で、力強いイメージのある工事現場で働く男性が暮らしているように思わせると効果的です。

その他の強盗に狙われやすい家の特徴は以下の通りです。
・マンションの最上階、あるいは1階、2階の家
・玄関、窓、勝手口などの侵入口に鍵をかけていない家
・外から玄関が見えにくい家や背の高い植木などで敷地内の見通しが悪い家

□押し込み強盗の対策法とは

*外出時と帰宅時

玄関を開ける時は、押し込み強盗が玄関の周辺に隠れている可能性を考えましょう。
自宅に出入りする時のポイントは
・玄関周囲を見渡す
・外を警戒しながら中に入る(外に出る)
・素早く鍵を締める
の3つです。

*ドアチェーンの活用

玄関での対応は、基本的にドアチェーンをしたまま対応が鉄則です。
押し込み強盗の代表的な手口は、宅配業者やガスや電気の点検を装い、玄関を開けさせるといったものです。
また、引っ越してきた隣人を装うケースも存在するようです。

*ドアを開ける前

ドアを開ける前に必ず「インターホンのカメラ」か「ドアスコープ」で外を確認しましょう。

まずはインターホンの場合のポイントを見ていきます。

インターホンのカメラは、モニターとマイクが一体になっているのが特徴です。
インターホンが鳴って、声は聞こえるが姿は見えないといった場合に玄関を開けるのはNGです。
「すみません。インターホンの前によろしいですか?」と一言伝えましょう。

ただ、家に子供しかいない場合は無視してもかまいません。
子供しか家にいないと思われる方が危険だからです。

次にドアスコープの場合のポイントを見ていきます。

ドアスコープの場合も、相手の姿を確認するまでドアを開けることはしてはいけません。
ドアスコープで見えない位置に立つ手口もあります。
そこで忘れてはならないのは、ドアチェーンを決して外さないことです。

*訪問者の対応

宅配業者が訪問してきた場合です。

押し込み強盗対策は、見慣れない宅配業者にも実践すべきでしょう。
見慣れない宅配業者の場合は、ドアチェーンをしたまま伝票にサインし、荷物をドア付近に置いてもらい、宅配業者がいなくなってから荷物を回収すると良いでしょう。

決してためらう事なく、安全対策を優先しあなたが安心できる受け取り方をしましょう。

また、押し込み強盗対策は身に覚えがない点検業者にも必須です。

点検業者は、「身分証明書を見せて頂けますか?」と尋ねて社名と連絡先を確認し、一度帰ってもらって構いません。
そして、確認の際も、ドアは開けてはいけません。

□まとめ

今回は、押し込み強盗の対策について解説しました。
本記事を参考にして安全対策について改めて考えてみてください。
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Posted by ksp_weblog