女性が覚えておきたい護身術とは?簡単に実践できるものを中心に紹介します!

凶悪な事件をニュースで見ると、事件に巻き込まれたらどう対処したらいいのかと不安に思う方も多いでしょう。
そこで知っておくべきなのが、自分を守るのに役立つ護身術です。
今回は、護身術について詳しく解説します。
ぜひこの記事をお役立てください。

□護身術とは

護身術とは、文字通り襲ってくる敵から自分を護る方法です。
残業で帰宅が深夜になることや、友人との付き合いで帰宅時間が遅くなることもあるでしょう。
また、誰かにストーキングされたことがある、襲われかけたことがある、ひったくりに遭ったことがあるなどの危険に遭遇した方もいるかもしれません。
その方は、護身術を身につけ、自分を守りましょう。

*なぜ護身術が必要なのか

実際の被害の状況について、警察庁が発表している「犯罪統計」からデータを見てみましょう。
データを見ると「強制わいせつ」の認知件数が際立って高いことが分かります。
また、「強制性交等」は3番目に多くなっています。
これらの犯罪は、力の弱い女性をターゲットにした卑劣な行為です。

2番目に多い「強盗」や、「ひったくり」などについては男女問わずに被害にあう可能性があります。
自己防衛の重要さが、よく分かるデータではないでしょうか。

□状況別に覚えておきたい護身術とは

いざ危険な状況に遭遇したら、相手の攻撃に合わせた攻撃を選ぶことも大切です。

例えば、相手が腕を掴んできたとき、殴ってしまうと相手を余計に逆上させてしまう可能性もあります。
逆に、相手が覆いかぶさってきたり背後から抱きついてくるなど、動きを拘束されてしまった場合は、よりダメージを与える攻撃も必要です。
相手や状況に合わせて対処することも、自分の身を守るうえで大切なポイントです。

*腕を掴まれた時

腕を掴まれてしまったら、まず手を大きく開き、手の甲を上にします。
次に、ひじを曲げて相手側に押し出し、テコの原理で離脱します。
最後に、両手を上げて後退し、次の行動に備えます。

*両手で首を絞められた時

首を絞められたら親指以外の指を曲げ、相手の両手の間に上から親指を差し込みます。
次に、相手の両手を外へ押し開いて、引きはがします。
そして、相手の両手を自分の肩の位置に固定し、急所を蹴り上げると良いでしょう。

*後ろから抱きつかれたが、腕が使える時

まずひざを曲げ、重心を落とします。
次に、相手の顔面にエルボーをして攻撃、もしくは相手のつま先を踏んで攻撃します。
相手の腕の力が緩んだら、相手の正面に来るように体を回転させて反撃をし、相手がひるんだ隙に逃げましょう。

*後ろから抱きつかれ、腕が使えない時

まず、ひざを曲げ、重心を落とします。
次に腰を左右どちらかにずらし、手を動かせる状態にしてから相手の急所を片手で攻撃します。
さらに、相手のつま先を踏んで攻撃し急所も追撃しましょう。
相手がひるんだら、逃げられる体勢をつくりましょう。

*ナイフを向けられた時

瞬時に相手の手の甲を叩きます。
この時、相手の手の下から上へ叩き上げるイメージで行いましょう。
次に、ナイフに当たってしまわないよう体を反らせて、すかさず急所に蹴りを入れます。
相手がひるんだら、隙を見て逃げましょう。

□簡単に真似できる護身術とは

1つ目は、「全力で逃げること」です。

高度な技を覚えたとしても、実際は恐怖で混乱して体が動かないなんてこともありえます。
そこでまず1番最初に考えたいのが、「逃げる」ということです。

逃げるときのポイントはお腹の底から大声を出すことです。
1人で解決しようとせず、周りに助けを求めましょう。

体を後ろから掴まれた場合は、下手に抵抗するとグッと押さえられてしまいます。
あえて抜け殻のように力を抜いてみましょう。
そうすることで、相手も油断したりよろけたりするので、隙を見て逃げられます。

2つ目は、「全力で噛む」です。
パンチやキックをしても、か弱い女性の力だと効果がない事も多いです。

しかし、噛む力は女性でも案外強い痛みを与えられるものです。
もしも、相手に抱きつかれた時は、体のどこでも良いので、全力で噛むと効果があるでしょう。
比較的簡単な護身術なので、子供でも真似しやすいかもしれません。

3つ目は、「抱きつかれたらバンザイする」です。

女性が夜道を1人で歩いていたら、後ろから急に抱きつかれてはがい絞めにされるといった事件も少なくありません。
後ろから力をこめて掴まれるとなかなか抜け出せないように思えますが、そんな時はバンザイするように両手を上げると効果的です。
バンザイすることで相手の腕と自分の体の間に隙間ができるので、そのまましゃがめむことで抜け出せます。
抜け出したら、全速力で大声を出しながら逃げましょう。

□まとめ

今回は、女性が覚えておきたい護身術について解説しました。
本記事を参考にしてご自身の安全対策について改めて考えてみてください。
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Posted by ksp_weblog