女性のキャンプでは抜かりない防犯対策をしましょう!

近年、女性のソロキャンプがブームとなり、少しずつ女性のキャンプ人口が増えてきています。
しかし、キャンプ場で女性ひとりで寝泊まりをするという行為は、危険が伴う行為でもあります。
そこで今回は、女性のキャンプの防犯について解説します。
ぜひ参考にして、楽しいキャンプにしてくださいね。

□女性のキャンプにおすすめのキャンプ場の選び方は?

まずはキャンプ場選びから、防犯対策を意識しましょう。
1つ目は、携帯の電波が入るかという点です。
携帯の電波が入らないと、万が一の際に連絡が取れず非常に危険です。
キャンプ場のサイトや実際に訪れた人の口コミを参考にするか、キャンプ場に直接問い合わせをして確認しましょう。

2つ目は、管理人が常駐しているかという点です。
キャンプ場によっては、管理人が夕方にはいなくなってしまう可能性があります。
より安全にキャンプを楽しむために、女性のキャンプの防犯対策として管理人が24時間体制で常駐しているキャンプ場を選びましょう。
トラブルがあった際に頼れるよう、なるべく近くに設営するとより安心できますね。

3つ目は、区画サイトかという点です。
テントサイトには区画サイトとフリーサイトがあり、区画サイトであればあらかじめ場所が区切られているので、自分の区画内に他の人のテントが入ってくることがありません。
フリーサイトより自由度はないですが、トラブルが発生しにくく安全です。

4つ目は、キャンプ場の人気が高いかという点です。
人気の高いキャンプ場だと、当日のキャンプも人が多いでしょう。
女性のソロキャンプだと特に心細いので、人がいるだけで安心できますね。
特にファミリー層に人気のキャンプ場がおすすめです。

このような点からみると、いくら人気でも無料のキャンプ場は避けた方が賢明だということが分かります。
キャンプ場を予約する際は、電話予約だとその対応からキャンプ場の状態をイメージできるためおすすめです。

□女性のキャンプの防犯対策をご紹介!

女性のキャンプの防犯対策は、もちろんキャンプ選びだけではありません。
ここではキャンプ場での防犯対策を見ていきましょう。

まず、テントの設営は人通りのある場所にしましょう。
特にファミリーキャンパーの近くだと安心です。
これが難しい場合は、管理棟や炊事場、トイレ付近がおすすめです。

次に、SNSに注意しましょう。
キャンプは、家よりも無防備なテントでの宿泊です。
キャンプの様子をタイムリーにSNSで発信したくなる気持ちは分かりますが、ここは身の安全のためにぐっとこらえましょう。

キャンプ場の様子から場所を特定されたり、いまは在宅でないことがばれたりして、盗難や侵入などの事件に繋がる可能性が十分にありえます。
キャンプ場で過ごしている間は時間を楽しみ、発信はキャンプ後にしましょう。

最後に、テントの鍵は必須です。
女性に限らず全てのソロキャンパーに共通ですが、トイレやお風呂などでテントが無人になる際は、盗難の危険性があるため、テントにダイヤル式の南京錠をつけておきましょう。
鍵式の南京錠もありますが、万が一鍵を失くした場合にテントに入れなくなってしまうので、キャンプではダイヤル式がおすすめです。

□女性のソロキャンプでの振る舞いには気をつけて!

1つ目は、初心者であることをアピールしないことです。
初心者であることを周りのキャンパーに伝えると手伝ってもらえそうですが、なかには「出会いを求めてきたのか」と勘違いをして近づいてくることもあります。
トラブルに巻き込まれないためには、初心者であることは隠し、できるだけ手慣れた感じでふるまった方が良いでしょう。

2つ目は、気を許しすぎないことです。
女性1人でソロキャンプをしていても、他のキャンパーからお誘いを受けるかもしれません。
もちろんそのような時間も楽しく、キャンプの醍醐味でもありますが、安易に気を許さないよう気をつけましょう。

例えば、気軽に連絡先を交換したり、お酒を飲みすぎてしまったりするのはご法度です。
曖昧な態度はとらず、断る時はきっちりと断って、その場を離れるようにしましょう。

3つ目は、ソロキャンプであることを伝えないことです。
女性1人で来ているとなにかと目を付けられやすくなってしまいます。
自分の身を守れるのは自分しかいませんから、通りがかりに「ソロですか」と聞かれても「後で友人と合流する予定です」といっておきましょう。
テントの入口に、サンダルや靴をダミーで置いておくと、抜かりなく防犯対策ができますよ。

4つ目は、食べ残しや食器、使用済みの調理器具はきちんと片付けることです。
こちらは野生動物対策ではありますが、食後はきちんと後片付けを済ませましょう。
食べ物の匂いを嗅ぎつけて、サルや鹿、イノシシ、クマが寄ってきてしまいます。

□まとめ

今回は、女性のキャンプの防犯対策について解説しました。
普段より無防備な状態での寝泊まりですから、十分に防犯対策をしたうえで楽しむことを心がけたいですね。
キャンプ場選びからしっかりと気をつけましょう。
この記事が参考になれば幸いです。

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Posted by ksp_weblog