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「アメリカで販売されているから良いスタンガン」という危険な誤解

アメリカで販売されているスタンガンが日本市場では三流スタンガンになる理由

アメリカのスタンガンだから強いとか性能が良いという考えは正しくありません。

TMM社では、アメリカのスタンガンが日本国内で「良いスタンガン」と間違った認識を改めなければならないとアナウンスしています。

アメリカでは・・・

銃社会なのでスタンガンの意義は日本ほどではありません

安く粗悪なスタンガンが売れるようなマーケット構造です

純粋にアメリカで製造されているスタンガンはありません

アメリカのスタンガンの問題

ZAPスタンガンに代表されるアメリカのスタンガンは、私たち日本人の自己防衛の要求を満たす性能がありません。

場合によっては拳銃所持さえも許される国において、スタンガンの実情はより安く、より粗悪にとなっています。

ただし、アメリカにおけるスタンガンはその程度で良いのです。ユーザーの求める品質と価格がその品質レベルでバランスしたという事です。アメリカの市場ではスタンガンに、日本人ほど自己防衛に対して真剣なニーズがないという事です。アメリカでは低品質で納得の上で売買が行われているのです。

しかし、こういったアメリカのスタンガンを日本国内において護身用として販売するのは大きな問題です。

興味半分、面白半分であれば良いでしょう。しかし本当に身を守るためであればアメリカのスタンガンを選ぶのは危険です。

アメリカで販売されているスタンガンが日本市場では「三流スタンガン」になる理由
(TMM公式サイトTMMスタンガンと他社スタンガンとの性能比較データより抜粋)

1.TMMスタンガンは韓国、アメリカ合衆国でスパーク時の強烈な威力・ショック度を生み出す主要な電気回路の基本特許を取得済みですので、当然アメリカ国内で販売されるスタンガンもTMMスタンガンの特許権利に関係・抵触する電気回路を生産・販売することが出来ません。

したがってスタンガンの強烈な威力・ショック度を生み出す設計上の重要な部分の大半がTMMスタンガンの特許に抵触することになり真似できません。これらの条件によってアメリカでは威力・ショック度の弱い玩具のスタンガンが主流になっています。(ならざるを得ないのです。)

2.日本の悪徳業者の中には「アメリカ製スタンガン」・「アメリカから輸入したスタンガン」・「アメリカで高い評価を受けているスタンガン」などと、ことさらに「アメリカ」を過大評価・宣伝して何とか売ろうとしていますが、それらのほぼ100%が韓国・台湾などで生産されています
100%純粋なMADE IN THE U.S.Aは皆無です。

3.現在、アメリカで販売されている「ZAPスタンガンなど」も我々が表現するニセ物・紛い物スタンガンの三流業者です。主にアメリカ市場に安かろう・悪かろう・壊れ易かろうのスタンガンを売っています。ただし米国ではこの品質レベルがスタンダードです。ですから米国仕様のスタンガンは日本では大半が三流の粗悪品質になります。また偽りのボルト(V)数値だけを表示してアンペア(A)、ワット(W)などは一切公表しません。
これは公表しないのではなくて出来ないのです。公表するとボルト(V)以外のアンペア(A)ワット(W)などは計測可能です。そしてボルト表示に見合う威力・ショック度が無いことがはっきりと分るからです。ですから非公開にしてボルトの高さだけで、この位の高いボルトであればきっと威力もあるだろう。と消費者に勝手に想像させて(騙して)販売しているのです。
また、殆どのスタンガンの販売価格帯はアメリカ市場では60ドル〜80ドル程度で保証交換も1年間保証も付きません。使い捨ての商品です。その方が売れるのでスタンガン市場の動向に沿って安価でそれに見合った低品質の安売り市場になってしまいました。(TMMスタンガンの特許の影響もあります。)

4.ですから米国のスタンガン販売業者はTMM社のように3年間保証や無制限の保証期間内、新品交換保証制度など、まったくとんでもない保証で笑いが出る。と驚きます。これは米国と日本の護身用品の捉え方、位置づけ、重要度、文化の成り立ちの違いなど拳銃を所持出来る国柄との格差です。日本人の護身用品に対する期待を含めた品質・性能・保証制度への要求度合も米国と比較すると格段に大きな差があります。
TMMスタンガンは日本市場、特に業務(プロ)用として、これらの要求を30年の歳月を掛けて少しずつ完成させて来たことで、現在では性能・品質に米国とのレベルに大きな格差が生じて来ました。家電製品、自動車などと同様の流れです。現在では米国仕様のスタンガンをそのまま日本に輸入しても品質・性能で消費者の要望と満足度にとても対応出来ません。耐久性も(壊れ易いので)弱いのでTMM社のように保証内容も充実したものに出来ません。

5.また何故「ニセ物・紛い物のスタンガン」とTMM社が決め付けるのかと云うとボルト(V)表示が実際の性能・威力とはまったく関係のない偽りの120万ボルト(V)などと表示しているからです。更にTMMスタンガンの威力・ショック度と比較すると何分の一程の弱い威力・ショック度しかないことを良く理解しているにもかかわらず公表せず隠して売っているからです。
これは商品価格・価値を作為的に吊り上げようという品質・性能とはまったく関係の無いネーミング(商品名の付け方)によります。これに消費者が騙されます。販売店もこれらのZAPスタンガンがTMM社の同じクラスのスタンガンと比べると段違いで威力が弱いことを十分に知っていますが、それは隠して販売しています。これらのことはZAPスタンガンに限らずTMM社以外のすべてのスタンガンに共通して云えることです。

6.すでに現在の日本はTMM社の表示ボルトの威力・ショック度がスタンダード(基本)になっていますので、これらのZAPスタンガン等は日本では悪意でボルト数値を吊り上げて売っているニセ物・紛い物スタンガンになるのです。
ZAPスタンガンは同じクラスのTMMスタンガンの威力・ショック度と比較すると三分の一から四分の一程度の威力・ショック度でしか無いのが事実です。この事実はZAPスタンガン等を販売する業者も良く理解していながら、公表せず隠して販売しているのです。ZAPスタンガン等の販売価格にしても粗悪な性能・威力や、しょぼい保証内容から考えるとやはりボッタクリ価格、TMMスタンガンの3倍くらいは高い感じがします。

●ZAPスタンガン120万VはTMMスタンガンでは凡そ23万Vの威力・ショック度に相当します。と記載して販売するのであれば消費者も正しい判断が出来るので認めてやっても良いですが、そのような倫理観が芽生えること、販売する商品に対して絶対の正直さと誠実さが育つことを期待せずに待ちましょう。

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