スタンガンの効果
スタンガンの効果
スタンガンは攻撃者に対してどのような効果があるのでしょうか。
あなたが仮にスタンガンを０．５秒程攻撃者に使用すれば、攻撃者はその痛さに驚きます。また、１〜２秒間トリガーを保持すると攻撃者の筋肉は痙攣を起こし、この段階で攻撃者は当惑するでしょう。さらに３秒以上使用した場合に攻撃者は平衡感覚を失い、筋肉のコントロールができなくなると言われています。
主に想定される攻撃者に与える事のできる効果は２種類考えられます。
１．
スタンガンによる電流は体内に入り、脳による正常な電気信号と結合します。
これは丁度、電話線に外部の信号を混入させる事に似ています。
本来の脳から伝達される信号は変化し、独自の信号になります。その結果、体の各部のコミュニケーションはうまくいかなくなります。どのような状態になるかと考えると、攻撃者は体の各部の筋肉に動作を命じて行動しようとするが、体の各筋肉はその指令がわからずに当惑します。結果として攻撃者は体のコントロールを失い、一時的に麻痺します。
２．
スタンガンによって与える電気パルスが、体内の脳からのパルスに似た周波数で作られているかもしれません。
この場合、スタンガンからの電圧パルスは各部の筋肉に短時間で多くの運動を指示します。しかし、体全体で一つの動作（例えば”歩く”など）を実現できるようなコントロールされた信号ではないため、各部の筋肉は非常に多くの動作を各部ばらばらに行い続けます。
ここでの効果は攻撃者の体力を激しく消耗させ、攻撃者は動揺するとともに混乱し疲れ果てます。また、この状態は第三者が見ると痙攣に見えるかもしれません。
スタンガンの有効性はスタンガンのモデル、攻撃者の身長や体格、攻撃者の本来の個人差などにより多少の変動があります。そして最大の要素は、あなたがどれくらいの時間スタンガンのトリガーを保持するかという点です。
また、訓練した者や信念の固い人、事前に攻撃とダメージを知っており覚悟している者には効果が弱くなる可能性も考えられます。
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