護身用グッズは合法なの?詳しく解説します!

「護身用グッズについて詳しく知りたい」「護身用グッズを持つことは合法なのか知りたい」
このようにお悩みの方必見です。
今回は、護身グッズが合法か否か、護身グッズを使用する際の注意点について紹介します。

□護身用グッズを携帯することとは

もしもの時のために護身用グッズを持ち歩きたいけど、違法なのか不安な方のために、以下では護身用グッズを携帯するのが、合法なのか、例外として違法になる場合をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

護身用グッズは、種類によって違法になることがあります。
しかし、日本で販売されている護身グッズはほとんどものが合法です。

良く知られている例としては、催眠スプレーやスタンガンなどが挙げられます。
相手を攻撃する護身グッズでも購入することに関しては違法ではありません。

しかし、異なる目的に使用したり、使い方を間違えたりした場合には軽犯罪になることもあるので注意しましょう。

また、護身用品を購入の際に届け出が必要だと考える方がいらっしゃいますが、届け出を出す必要はありません。

正当な理由がないが所持している場合は、違反になるので正当な理由がある場合のみ持ち歩くようにしましょう。

威力も効果も護身用グッズによって異なります。
自分の目的に応じた護身用品を購入するようにしましょう。

□護身用品の定義とは

日常生活を営む家や職務や作業を行う場所以外で所持したり使用したりすることを、携帯すると定義されます。

そのため、自宅などで所持している場合や押し入れやタンスの中で収納している場合は、携帯の定義から外れます。

また、軽犯罪法に引っかかる恐れのある所持方法は、隠して携帯した場合です。
隠す定義は人それぞれなので一概には言えませんが、他人から見えないところで所持している場合や、本人に隠そうとしている意思が見られた場合に当てはまります。

カバンの中に入れて持ち歩いたり、車の中に入れて置き見えないように布などをかけている場合が挙げられます。

各地域によって、違反の基準が異なるので注意しましょう。
違反の基準が分からない場合は、購入する前にインターネットで調べておきましょう。

また、軽犯罪法では、正当な理由の場合は隠して所持したり、持ち運んだりして良いと書かれています。

正当な理由とは、一般的に職務しているときや日常生活しているときに必要性を感じられる場合のみ所持して良いとされます。

しかし、いくつかの要素を含んでいないと正当な理由とされない場合があるので注意しましょう。

1つ目は、軽犯罪法に該当しそうな用途や形状、性能を備えているものを所持している場合です。

2つ目は、隠して携帯していた人の職業や日常生活の関係性です。

3つ目は、隠して携帯していた日時や場所、周囲の状況などの客観的な要素です。

4つ目は、隠して携帯していた動機や目的などの主観的要素です。

以上の4つの要素に不敵切な内容が含まれていた場合は、軽犯罪法などの違反対象になることがあるので注意しましょう。

正当な理由の具体的な例は、ストーカー被害にあっている方が警察に相談しに行く際や大金を持ち運んでいる方などが挙げられます。

□護身グッズを使用する際の注意点とは

護身グッズを使用する際の注意点はいくつかあります。

1つ目は、定期的な点検です。
護身グッズは、日頃から使用するものではないので、使う際に充電がなくなっていたり、保管場所を忘れてしまったりする恐れがあります。

いつでも使えるように、正常に機能するか確認をしておきましょう。

2つ目は、無理に犯人を捕まえないようにすることです。

護身グッズは、自分の身を守る目的のために使用します。
犯人を捕まえるための道具ではないことを覚えておきましょう。

強引に犯人を捕まえようとすると、かえって攻撃されたり、護身用品を奪い取られたりする場合があります。

自分の身に危険が迫ってきた場合には、護身用品を使って攻撃を回避し、全力で逃げましょう。

近くに人がいれば、自分の状況を伝えるようにしましょう。

また、子供は催眠スプレーなどを用いることができないので、防犯ブザーを持つようにしましょう。

護身用品には、年齢や性別、周囲の環境によって持つべきものが変わります。
自分に合ったものを選び、所持することが大切です。

使用する目的や、所持する目的が変わると、違反行為になるので注意が必要です。
事前に正当な理由をはっきりさせておくことで、所持目的を問われても安心して伝えることができます。

護身用グッズを購入しようかと迷っている方は、購入する前に自身にどんな正当な理由があるのかを今一度確かめてみましょう。

□まとめ

今回は、護身グッズの携帯する定義や注意点について紹介しました。
護身用グッズは自分の身を守るために、所持したり使用するものなので、正当な理由なしに持ち歩かないようにしましょう。
護身用グッズに関するお悩みや質問のある方はお気軽にお問い合わせください。

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Posted by ksp_weblog