警棒の持ち歩きは合法?詳しく解説します

2021年10月27日

一般人が警棒を持つイメージは湧きにくいですが、購入・所持が可能です。

しかし、持ち歩く際には、何か法律に触れていないか心配ですよね。

そこで今回の記事では、警棒の持ち歩きが合法かどうかについて解説します。

警棒を持ち歩くのは合法なのか解説します!

警察官や警備員は腰に身につけていることが多い警棒ですが、一般人が自分の身を守るためにも活躍してくれるアイテムです。

あまり殺傷能力の高くない護身用具の1つであり、護身目的の購入は認められています。

正当防衛や緊急時などの場合しか使用できませんが、警棒を伸ばして構えているだけでも威嚇効果があります。

では、護身用として一般人が持ち歩くのは法律的に大丈夫なのでしょうか。

結論としては、護身や防犯目的での購入や所持に関しては、可能であり合法とされています。

しかし、防犯という理由であっても普段から持ち歩いている場合、法律違反になる可能性もあります。

そのため、持ち歩く際は、正当な理由がある場合だけにした方が、トラブルを避けられるでしょう。

また、「夜道を1人で歩くのは心配だから」などの理由だと、正当な理由だと見なされない可能性があるので、持ち歩く際は注意点を押さえておくと良いでしょう。

自宅や会社に置いておく分には、何も問題はないので安心してください。

警棒の選び方を紹介します!

警棒に普段から触れる機会のある人は少なく、何を基準に選べば良いかわからないですよね。

自分の使い方や目的にあった警棒を選ぶことで、効果的に自分自身の身を守れます。

まず、警棒の選び方の1つとして、常備するのであれば、スタンダードタイプを選びましょう。

自宅や会社に備え置いておく場合は、不審者を見かけたり、侵入されたりした時に、すぐ扱える状況でなければ役に立ちませんよね。

スタンダードタイプとは、初期動作なしにそのまま使えるタイプの警棒を指します。

少し重さがあるのが特徴なので、持ち歩く際には不便に感じるでしょう。

しかし、防犯用に備えておいておく場合には、重さはあまり気になりませんよね。

配置する場所もしっかりと考えれば、いざという時でも身の安全を守れるでしょう。

収納性を求めるのであれば、伸縮タイプの警棒がオススメです。

先ほどのスタンダードタイプは手軽に使えますが、長さがあるので収納には向いていません。

そのため、置く場所に限りがある場合などは、伸縮タイプの方が良いでしょう。

ワンタッチで簡単に扱えるものもあるので、使いやすいものを選ぶと良いですね。

また、警棒の選び方として、ストラップ付きの警棒だと便利でしょう。

そのため、購入前に確認したい項目が、ストラップの有無です。

防犯対策として活躍してくれる警棒ですが、相手側に飛ばしてしまって奪われることがあれば、状況が悪化する危険があります。

そのため、手首に巻きつけて飛ばさないようにできるものを選び、ちゃんと使えるように準備をするのが大切です。

特に、あまり力に自信がない方は、丈夫なストラップがついた警棒を選ぶと良いでしょう。

軽犯罪法について詳しく説明します!

先述した通り、護身用品の持ち歩きは法律に違反する可能性があります。

その際、法律に触れるとなれば「軽犯罪法」の存在があるでしょう。

軽犯罪法の項目には、「正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者」と記載されています。

もちろん、護身用品を直接指しているわけではありませんが、武器としても扱えるものの携帯を禁止しています。

そのため、ナイフや金属バットのほか、ゴルフクラブや工具もその対象になるでしょう。

しかし、金属バットを野球の練習前に持っているのは普通であり、これは正当な理由だと見なされ、法律違反にはなりません。

これとは反対に、買い物に行くのに金属バットを持ち歩いていては不自然ですよね。

それと同様に、正当な理由もなしにそれらのものを持ち歩いていた場合、軽犯罪法違反になる可能性があります。

では、護身用であれば、それらのものを持ち歩く際に正当な理由だと認められるのでしょうか。

ストーカー被害にあっている女性が、護身用品を携帯するのは正当と言えないのでしょうか。

正当な理由に関しては、難しい問題であるため担当官によって対応が異なります。

本当に必要として持ち歩きたいと考えている方でも、携帯が認められない場合や、職務質問の際に没収された方もいらっしゃいます。

そのため、日本では防犯のためでも護身用品の携帯を認められない場合があります。

しかし、自分の安全を確保するために持ち歩きたい方もたくさんいらっしゃるでしょう。

携帯する際は、できるだけ周囲から目立たないように心がけ、警察官に質問された場合には、素直に没収にも応じるようにしましょう。

まとめ

今回は、警棒の持ち歩きは合法なのかについて解説しました。

持ち歩く際には十分注意をして、トラブルを避けられると良いですね。

当社では、業務用から初心者・女性にも扱える護身用品を数多く取り扱っています。

本物の護身用品を全国へお届けしているので、ぜひ当社をご利用ください。

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Posted by ksp_weblog