危険なイノシシの対処法(危険なのはクマだけじゃない!)


危険なイノシシの対処法

九州の長崎でイノシシによる被害が起きています。重傷の怪我人も出ました。

クマばかりに囚われがちな危険動物対策ですが、イノシシはクマと比べ頭数も多く、日本全国の広範囲に生息しています。農作物の被害が多いことからも、イノシシの分布の広さと頭数の多さがわかります。

今回は、イノシシによる重軽傷被害の事故とともに、イノシシの対策について解説します。

実際に発生したイノシシによる重軽傷事故

今回のイノシシによる事故は長崎県佐世保で発生しました。

イノシシかみ3人重軽傷、住宅地出没体当たり…佐世保

2017年10月1日

1日午前8時頃、長崎県佐世保市の住宅地に野生のイノシシが現れ、住民の手をかむなどして逃げ、2人が重傷を負った。県警佐世保署員らが行方を捜し、同日昼すぎ、住民にけがを負わせたとみられるイノシシを発見。捕獲した際に猟友会のメンバー1人も手をかまれ、軽傷を負った。イノシシは殺処分された。

 同署などによると、イノシシは体長約1・2メートルの雌。同市神島町で車いすの男性(59)にぶつかった後、転倒した男性の頭と手にかみつき、さらに隣の御船町で歩いていた女性(89)に体当たりして、手をかんだ。2人は手の指の骨を折る大けが。この直前、イノシシは近くの金比良町で走行中の原付きバイクや軽乗用車にも相次いで衝突していた。

 同日午後1時45分頃、神島町に隣接する小島町でイノシシが見つかり、同署員らが爆竹を使って、仕掛けたわなに約3時間かけて追い込んだ。その際、協力していた地元の猟友会の男性(78)が手をかまれた。

真剣に備えなければ非常に危険なイノシシ

九州ではクマは絶滅したと言われていますが、イノシシは多数存在します。日本全国では数多くのイノシシが生息しています。

山間部の動物被害と言えば、すぐにクマを思い浮かべる方も多いとは思いますが、今回の事件のようにイノシシでも襲われると大怪我をします。過去にはイノシシによる死亡事故も発生しています。

イノシシは気性が荒く怖いもの知らずで、大きく内向きに曲がった牙は一度刺さると簡単に抜けるものではありません。体格も大きく、突進する習性があり、時速40kmを超えるスピードで荒れ地を走るため人間はどんなに頑張っても逃げ切ることは不可能です。

クマの目撃などは珍しく、比較的少ない印象がありますが、イノシシの目撃談は頻繁に耳にします。私自身も何度もイノシシを目撃しています。自動車の運転中に道ばたにいたり、目の前で道路を横切られたこともあります。

イノシシは恐らく私たち日本人にとって、最も身近で危険な動物です。

イノシシから逃げることは可能なのか

もしイノシシが襲ってきたら、どのように対処したら良いのでしょうか。

近くの木の枝や棒で叩いたり、落ちている石を投げたところで、100kgを優に超す巨体で時速40kmという自走車並のスピードで突進してくるイノシシを止めることが出来るはずもありません。大声も然り。イノシシをさらに興奮させ、怒らせる結果になりかねません。

イノシシから襲われたら、木の上など高いところに登るか、催涙スプレーで撃退するしか方法はありません。しかし、襲われたときにすぐに登れるような木が側にある可能性は低く、木に登るという選択肢はあてになりません。

イノシシを確実に撃退する動物用催涙スプレー

イノシシから確実に身を守る方法は、動物用の催涙スプレーでの対処しかありません。

熊よけ中型催涙スプレー ケース付きセット B-609-CS

(写真は動物用催涙スプレーB-609。さらに大型の動物用催涙スプレーB-610もあります。)

動物用催涙スプレーは催涙液を霧状に噴射するので、催涙スプレーをイノシシに向け、イノシシとこちらの間に煙幕を張るように噴射するか、またはイノシシが直前まで迫っていれば、直接顔に噴射します。

こうすることで、イノシシは目が見えなくなり、鼻や喉など呼吸器系の激痛で思うように動けず、人間を襲えなくなって退散します。

最後に

イノシシは危険で身近に存在します。山間部で、もし出会ってしまったらどうするのか、日頃からよく考え、山間部では常に周囲の警戒を怠らないように注意しましょう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です