学校、保育園の熊など危険動物侵入には万全の対策を

2017年9月9日

通学路の熊対策、安全対策

学校や幼稚園・保育園での子供たちの安全対策には万全を期するのは当然ですが、近年急激に増加している熊やイノシシ、野犬への対策は万全でしょうか?

今回は、大人ですら避けられずに被害に遭う危険動物被害について、「子供たちを守る」という視点から解説します。

教育関係、PTA、保護者の方々へ

学校、保育園、幼稚園の熊、イノシシ、野犬対策

近年、山間部を中心に、夏から冬にかけて熊を始めとする危険動物の被害が相次いでおり、大人ですら死傷する事故が急激に増えています。

山間部や動物被害が発生する地域の学校関係者は、子供たちを守ることを目的とした危険動物への備えは万全でしょうか?

危険動物の撃退は大人であっても容易なことではありません。しっかりとした備えがなければ子供たちをも危険に晒すことになります。

子供たちを確実に守るため、教育関係者やPTAの方々、保護者の方々は、学校への危険動物の侵入や通学路での危険動物出没を想定し、現実的で有効な備えが大切です。

子供たちの危険リスクは不審者だけではない

教育関連施設の防犯といえば、一般に考えられているのが不審者の侵入です。

このため、刺股(さすまた)を備えている学校は多いのではないでしょうか?

しかし、侵入してくるのは人間とは限りません。近年相次ぐ熊による死傷事故は、危険動物対策の必要性を示しています。

山間部の学校には広い校庭があり、近くには山があり、地理的にも危険動物と隣り合わせの状態です。こういった場所では、子供たちを守るためには不審者対策と同様に危険動物対策は欠かせません。

「自分を守る」と「子供たちを守る」の違い

熊やイノシシは、どう猛で危険です。大人ですら被害を防げず、大怪我をしたり、最悪の場合には死亡する場合もあります。

攻撃性を持った危険度物の強さは人間の比ではありません。走る速度は人間よりも速く、体力や腕力も人間より遙かに強く、爪や牙などの強力な武器を持っています。

大人ですら逃げおおせず、闘っても勝ち目がなく、自分の身など到底守れないほど危険なのに、万が一学校や保育園に侵入してきた場合には、周囲の大人は子供たちを守らなければなりません。

ごく希に、運よく棒や声などで追い払いに成功した例もありますが、それでも守ることができたのはせいぜい自分一人です。学校や保育園などの施設では大勢の子供たちを、少人数の大人が確実に守らなくてはなりません。

少数の大人が大勢の子供を確実に守るためには、確実な手段をもって備えることが必要です。

忘れてはいけない通学路の見守り

通学路の熊対策、安全対策

子供たちを守るというと、学校の敷地内ばかり想定しがちです。しかし、実際には山間部は特に、通学路にも危険動物が出没する恐れがあります。

不審者対策として、通学路の見守りや声かけをしている方々も、不審者には対応できても熊やイノシシへの備えは完全でしょうか?

子供たちが通学している最中に危険動物が出没し、子供たちに危険が及ぶとき、子供たちを救えるのは見守りをしている大人だけです。

通学路の安全維持や見守りには、不審者対策だけでなく、危険動物対策も必要です。

危険動物に確実に対処できるのは熊よけスプレーだけ

熊よけ中型催涙スプレー ケース付きセット B-609-CS

熊やイノシシ、野犬などの危険動物に確実に対処する手段は熊よけスプレーしかありません。

熊よけスプレーは世界的にも危険動物対策の主要装備として広く認知されており、高い実績があります。

危険動物に対処できる適切な熊よけスプレーがあれば、一人の職員であっても確実に危険動物を撃退し、子供たちを守ることができます。

熊よけスプレーは、確実に危険動物を撃退できる唯一の対抗手段です。

危険動物対策に最適な機種

熊よけスプレーであればどれを使用しても危険動物に対処できるわけではありません。

危険動物対策用の熊よけスプレーは、動物撃退に適した噴射方式となっています。

対人用の催涙スプレーが主に液状に噴射するのと違い、危険動物用の熊よけスプレーは、消火器のように霧状に噴射します。動きが俊敏な動物にも命中しやすいばかりでなく、危険動物と子供達の間に煙幕を張るような使用方法も可能です。

中型で携帯性を重視するならB-609を、据え置き型で大容量を選択するならB-610が最適です。

これらは熊対応の危険動物用撃退スプレーです。

なお、催涙剤自体は対人用と同じ成分なため、人体に安全であり、誤って人体に付着した場合であっても失明や皮膚の爛れなどの恐れがありません。

子供たちにとって安全という特徴も兼ね備えた安心の熊よけスプレーです。

※当店の熊よけスプレーは全国の国公立機関、教育機関、各種団体などに広く採用されています。

※北海道以北のヒグマには使用できません。ヒグマには海外製の熊専用スプレーを使用してください。また、熊専用スプレーは成分が非常に高濃度で人体に危険なため、使用にはくれぐれもご注意ください。

危険動物対策用品を導入する場合には、熊よけスプレーを導入しましょう。

最後に

今回は、熊やイノシシなどの危険動物リスクを、子供たちを守るという視点から解説しました。

夏も終盤を迎え、これから冬にかけて熊を始めとした危険動物被害が増加する季節です。子供たちが被害に遭うという最悪の事態を防ぐために、危険動物にはしっかりと備えましょう。