イノシシで死亡事故発生 イノシシに注意!

2019年1月22日

イノシシで死亡事故発生 イノシシに注意!

山梨県で猟師さんがイノシシに襲われて死亡するという痛ましい事故が発生しました。

イノシシに襲われ 狩猟中の男性死亡 山梨

2019年1月20日 18時01分

20日午前、山梨県山梨市の山中で猟をしていた59歳の男性がイノシシに足などをかまれ、その後、死亡しました。

警察によりますと、20日午前9時半ごろ、山梨市牧丘町杣口の小楢山で猟をしていた地元の会社員、長谷川洋さん(59)から「イノシシにやられた」と、一緒に猟をしていた人に無線で連絡がありました。

駆けつけたところ、長谷川さんは左足のふくらはぎと尻の2か所をかまれ、市内の病院に運ばれましたが出血多量のためおよそ3時間後に死亡しました。

一緒に猟をしていた人によりますと、長谷川さんたちは当時、4人で犬を使ってイノシシを追い込んでいて、長谷川さんは銃を構えてイノシシを待ち受けていたところ襲われたと見られるということです。

イノシシは体長1メートルを超えると見られ、山の中に姿を消したということです。

現場は標高1700メートル余りの小楢山のふもとから600メートルほど登った林道脇の斜面で、この時期はシカなどの猟が盛んに行われる場所です。

NHK NEWS WEB

この事故では襲われた男性は狩猟中で、猟銃も持っていました。

追い込んだイノシシを仕留める役割だったようで、なぜ仕留められず襲われたかは不明のようです。

こういった狩猟では、複数の人がチームで行うものだと思いますが、もし狩りに失敗し、だれかが獲物に襲われた時の対策は考えられているのでしょうか。

猟師さんはもちろん猟銃を持っているものと思います。猟銃を持っていれば獲物との力の差は圧倒的ではありますが、それは銃を撃てる場合に限ります。

もし仲間が襲われたとしたら、例えばイノシシが仲間を襲い、噛みつき、離さないとしたら、当然ながら銃は使用できません。発砲すると襲われている仲間にも当たる可能性があるからです。

このような場合に、死に物狂いで興奮しながら噛みついてるイノシシを引き離し、仲間を助けるにはクマよけスプレーしかありません。

クマよけスプレーを使用すれば、人への被害は銃を使用するより遥かに少なく、確実にイノシシを引き離すことができます。

今回の事故のニュースでは、被害者を襲ったイノシシをどう撃退したのか明確になっていません。イノシシが自分で退散したのかもしれませんし、何らかの方法で被害者本人がイノシシを撃退したのかもしれません。

でももし、狩猟メンバーの全員がクマよけスプレーを携行していれば、今回の事態においても襲われた本人や、近くの仲間がいち早く対処し、今回のような最悪な結果は免れたかもしれません。

以前から懸念していたのですが、狩猟をされる方は猟銃だけでなく、万が一の護身のためのバックアップは持たれているのでしょうか。

猟銃は圧倒的な殺傷力がありますが、万能ではありません。狙いを外すかもしれないし、機械なので故障の可能性もあります。弾数も無限ではありません。銃によっては1、2発の発射で装填し直さないとならないかもしれませんし、装填には相応の時間を要します。

こういったリスクに加え、クマやイノシシなど場合によっては命を落としかねない凶暴な動物を相手にするわけですから、身を守るためのバックアップ手段は必須です。ナイフもあるとは思いますが、凶暴な動物が多少刺されたくらいで逃げるとも思えません。急所を的確に狙えばナイフでも不可能ではないのでしょうが、襲われている最中に、そのような的確な攻撃は不可能に近いでしょう。

やはり猟銃のバックアップには最低でもクマよけスプレーが必要です。クマよけスプレーがあれば、襲われていても、襲われている仲間を助ける場合にも、とにかくイノシシやクマの顔面にスプレーするだけなので、確実に撃退できます。

猟をされている方、イノシシやクマが出没するエリアへお出かけの方は、万が一の時に自分や仲間の命を守るため、必ずクマよけスプレーを携行することを強くお勧めします。