年末年始 おじいちゃん、おばあちゃんの防犯対策

2015年12月12日

年末の高齢者の防犯

いよいよ今年も残すこと僅かとなってきましたね。

今年もあっという間の一年間でした。皆さんは今年、どんな一年でしたか?

年末になると強盗などの犯罪が増えるせいか、身内や知人の方の防犯対策を心配する方が増えます。

最近多いのが、「一人暮らし」や「高齢者だけで住んでいる」という身内の方を心配した防犯対策の相談です。

同居世帯が減ったせいか、最近のお年寄りは身内に頼らず自立して生活されている方が多いようです。

 年末に増加する高齢者の防犯相談

私の父(母)は○○歳なのですが、それでも使用できる護身用品はありますか?何かの被害に遭ってからでは遅いので備えさせたい、プレゼントしたいと考えています。

といった内容の相談が、年末になると増えてきます。

近年は家族間の関係が希薄だと言われていますが、私としては絶対にそんな感じはしていません。身内の安全のために真剣に考えている方が大勢おられるとうことを、実感として感じています。

相談者の方の心配事は、例えば

  • 年のせいで握力が弱いけど使えますか?
  • 昔の人間でハイテクは苦手なんだけど・・
  • お年寄りでも迷わず使用できますか?

といった具合に、それぞれのケースの応じて、事細かに心配されています。

その一つひとつから、相談される方の高齢者を心配する気持ちと、十分に確認をしておこうという気遣いがひしひしと感じられます。しつこいくらいの質問は、答える当店にとっても、高齢者を思いやる相談者の気持ちを感じることができ、とても暖かい気持ちになります。

犯罪や事件の被害者となる高齢者

毎日の事件のニュースをチェックしていても、高齢者の被害は多いと感じています。高齢者が狙われているのか、たまたま高齢者宅での犯行が成功しやすいのか。。どうでしょう?

でも実際の話、確実に犯行が成功し、現金を得ることができるターゲットとして考えた場合には、高齢者のみが住んでいる住宅は格好のターゲットになり得ると言えます。特に高齢者の一人暮らしならなおさらですね。住宅に侵入さえできれば、抵抗な無いに等しいと思って間違いないでしょう。もちろんこれは、高齢者が護身用品を備えていない場合に限りますが。

70代や80代の高齢者が手足を縛られて金品を強奪されたり、最悪は殺害されたり・・・ さらに山間部ではクマやイノシシの被害に遭われたり・・・

まだまだ大丈夫だからと頑張って自立されている高齢者、腰が曲がっても汗水流して農作業をする高齢者が被害に遭った事件には、とても心を痛めます。多分、恐怖で声も出せず強盗のなすがままになり、縛られるだけならまだしも殺害されたり、クマの爪や牙の餌食になったり・・・絶対に避けたい事態ですよね。

高齢者でも危険に立ち向かう準備が大切

もしもの時、危険と向き合うのは、その場にいる被害者だけです。その瞬間はだれも助けてくれません。

犯罪が起きる瞬間、その場には被害者の高齢者しかいませんし、そこで何らかの対抗手段がなければ後は運を天に任せるしかありません。

法を犯し、高齢者宅を襲う犯罪者には良心のかけらもありません。そのような相手に命を任せるしか手立てがなくなるということになるのです。これが対抗手段を持たない(護身用品がない)場合に訪れる結末です。

金品を強奪された後は、縛れるかもしれないし、暴行を受けるかもしれません。縛られたまま発見されるまで一晩放置されたとすると、もしかしたら大切な薬が飲めないかもしれません。夏なら水分の補給もできず熱中症に、冬なら寒さで低体温症になるかもしれません。犯罪者にとっては手加減した暴力でも、高齢者は骨折するかもしれないし、内出血で危険な状態に陥るかもしれません。

高齢者にとっての犯罪被害は、そうでない人に比べるととてもリスクの高いものです。これらを考慮すると、強盗(強盗殺人ではなく)と言えども軽視できません。高齢者にとってはどのような犯罪でも命に関わると考えるべき問題なのです。

高齢者の場合、犯罪者に立ち向かうことは困難です。それは当然です。しかし、だからといって犯罪者のなすがままに身を委ねる事を選ぶのは最悪の選択です。立ち向かうのが困難であっても、命の危険から守るためには行動が必要です。当店は、高齢者や女性など社会的弱者こそ護身用品が必要だと考えています

高齢者を心配して、万が一の時に備えたいというご家族が、当店を選んで相談されるのは、当店の信念として、「自分の家族にも安心して持たせられる護身用品を取り扱う」があるからだと思います。

KSP店長のこだわり(私の護身用品に対する情熱です。是非お読み下さい!)

家族のため、身内のため、一番安心できる護身用品を選びたい。 一番安心できるお店に相談したい。そういった気持ちが、お客様からも伝わります。私も、自分の家族に対するのと同じように真剣に相談に応じています。

急速に広まっている高齢者の護身用品とご家族の協力

現在、高齢者の間でも防犯対策として護身用品の購入が増えています。 少し前までは「高齢者に護身用品の使用は無理だろう」という声が圧倒的でした。でも実際はそんな事はありません。

スタンガンはとても軽く、スイッチも軽い力で使用できます。催涙スプレーは殺虫剤を使い慣れている高齢者なら、迷いなく本能的に使用できるでしょう。

護身用品だから特別難しいとか、重いとか、複雑とか、危ないとか、そういった先入観は今すぐ捨てるべきです。そういった周囲の先入観によって、高齢者自身が身を守る最後の機会を奪われてしまう、その事こそが最も危険な事態です。

高齢者宅でも玄関先や寝室にスタンガンや催涙スプレーを常備しているお宅が急激に増えています。これには背景として、親身になって心から心配するご家族の力が大きく影響しています。

高齢者の方にはインターネットなど知らない、わからないといった方も多いでしょう。身を守りたいと漠然と感じていても、護身用品の存在すら知らないかもしれません。護身用品の存在を知っていても、理解できない、使えないとあきらめているかもしれません。そういった情報不足、知識不足を解決できるのは、今この記事を読んでいるあなたです。なぜなら、あなたはインターネットを活用し、正しい情報と知識を得る事が出来、理解し、説明できるからです。

最後に

今年も残すところあと僅かです。

離れて住んでいる高齢者の方も安心して新年が迎えられるよう、防犯について真剣に考えてみませんか?

わからないことがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。

これまで日本を支え、家族を支えながら、ここまで日本を成長させてくれたお年寄りを、今度は私たちが守る番です。

皆様の心配と思いやりに、当店もご協力できれば幸いです。