事業者の催涙スプレー廃棄依頼は有料で代行しています

2019年1月7日

廃棄処理待ちの催涙スプレー
▲廃棄処理待ちの催涙スプレー

事業上で発生した廃棄催涙スプレーの処分代行は有料です。これは突然有料になったわけではなく、個別事案としてこれまでも有料で請けていました。

(写真は現在倉庫で廃棄待ちの催涙スプレー。この催涙スプレーには注意その1で紹介した例の催涙スプレーがゴロゴロ混じってますね。)

なぜ一般の廃棄代行は無料なのに、事業上の廃棄品は有料なのか?その理由は簡単です。

一般の方々は、身を守る必要があって催涙スプレーを購入され、そして有効期限を迎えたり、不要となったときに廃棄方法に困ります。ほぼ全員が困ります。これは催涙スプレーを販売している護身用品専門店として自信を持って言えます。そこで、専門店として一肌脱ぎ、ボランティアとして貢献しようじゃないかというのが催涙スプレー無料廃棄代行サービスの原点です。

ところが事業者の場合には少し事情が違います。事業者の場合には、何らかの営業活動の一環として大量の廃棄催涙スプレーが発生する訳です。例えば、◯◯を受注するために既存の古い催涙スプレーの引き取りが条件となったり、催涙スプレーの廃棄を無料で請けて次の受注に繋げる営業活動だったり、納品時に将来の廃棄処分まで同時に請けていたり、などなどです。

こういった営業活動上発生した廃棄催涙スプレーを、ボランティアとして無料で処分して欲しいと言われても、やはりそこは違うわけです。そういった事業者様は、事業の利益に繋がる一環として廃棄催涙スプレーを引き受けたのであれば、それを実際に処分するコストも当然ながら受け入れるべきです。

催涙スプレーの廃棄とはいえ、ボランティアで行っている当店でも、それなりの人件費をかけて作業を行っています。それは一重に、催涙スプレーの廃棄にお困りの方のため、そして催涙スプレーを販売している護身用品専門店として、売りっぱなしではなく処分にも責任があると考えるからです。他店で購入した催涙スプレーですら無償で処分するとか凄くないですか?

大変喜ばれ、今後も絶対に続けていきたいボランティア活動だし、そのためにかかるコストはなんとか吸収しながらこれまで続けてきました。こういった事情だし、事業者様には廃棄品が発生するに足る利益も勘案されることから、事業者様の案件や、大量廃棄の案件では正当に人件費をいただいています。

有料の場合の処分コストは催涙スプレー1本当たり小型のもので200円前後、大型のもので500円前後です。これは人件費として妥当な価格です。

各事業者様は、催涙スプレーの処分時のコストも催涙スプレーの原価(または催涙スプレーの廃棄を含めて受注する案件の原価)に事前に含めておくことをお勧めします。

なお、当店から購入された事業者様に限り処分も無料で引き受けますのでご安心ください。