護身用品専門家が選ぶ「熊対策」の推奨ページ
熊対策の情報を調べると、専門家から素人、宣伝目的まで様々な情報がヒットします。
こういった情報洪水の中で、よくまとめられたページを見つけたのでシェアします。
今回紹介するページはこちら
「森と水の郷あきた」という、あきた森づくり活動サポートセンターが公開しているページです。
このページでは、主にツキノワグマの生態、活動、熊対策の歴史、被害の実例、熊の対処法などが詳細に解説されています。
残念ながらPC専用ページのようで、スマホでの閲覧が厳しいのがとても残念。
長大な内容のページなので読むのに時間かかります。
でも、熊被害についてかなり勉強になると思います。
このページで紹介されているクマの人身被害防止対策がこちら
クマの人身被害防止対策
- 一人ではなく複数で行動すること。
- 音で自分の存在をアピール・・・「クマ避け鈴」や「ラジオ」、「笛」、「爆竹」。
- 残飯や生ゴミは絶対に捨てないこと。餌付いたクマは、人間に寄ってくるので危険。
- 臭いでアピール・・・腰に下げる「蚊取線香」も有効。夏は、虫よけとクマ避けの一挙両得のアイテム。
- 危険なクマの出没警報が出されている周辺には、絶対に立ち入らないこと。
- 「熊撃退スプレー」を携帯すること。なぜなら1~5までは、クマとの遭遇を回避する対策だが、近年、そうした対策をとっていても、危険な親子グマや残飯などに餌付いたクマ、人を恐れなくなった新世代のクマと遭遇し、人身事故を起こすケースが増えているからである。
出典:ツキノワグマの生態と人身被害防止
4項の蚊取り線香は知りませんでした。イヌより何倍も嗅覚が効くクマなので、匂いの活用は大切なんですね。
2項の熊への存在アピールは。。。6項でも書いてある通り人を恐れなくなったクマには逆効果どころか、ここにいるから襲ってくださいと言っているようなもの。推奨できません。
そしてやはり、6項の通り確実に自力で撃退する熊よけスプレーは必須です。用心に用心を重ね、それでも襲われた時に身を守る最後の手段として、クマ出没エリアでは熊よけスプレーを必ず携行してください。
ツキノワグマは絶滅危惧種と言いながらも、その被害数は年々増加しています。
備えあれば憂いなし。万一に備えて必ず熊よけスプレーを肌身離さず持ち歩きましょう。
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