防犯・護身用語 - スタンガン
用語
解説
スタンとは本来「気絶させる」や「驚かせる」といった意味があります。
スタンガンとは言葉の意味で考えると「相手を気絶させる銃」といった意味になりますが、特に弾丸を発射したりする訳ではありません。
スタンガンとは一般的な和訳で言うと「高電圧銃」となります。
内蔵している電池によって高電圧を発生し、それを相手に通電する事で相手を麻痺させ、動けなくします。
スタンガンは通常、手のひらくらいの大きさで、先端には2対の電極が付いています。また、グリップ部にはトリガと呼ばれるスイッチが付いています。
スタンガンは電極部を相手の体に押し付け、トリガを押す事で高圧電流(数万〜数十万ボルト、数mA)のパルスを相手の体に流します。この高電圧パルスが体内の神経に伝わっている脳からの指令を混乱させ、数秒間に渡り相手は体が思ったように動けなくなるのです。(動けなくなる時間には個人差があります。5秒ほどで動ける例から、店長の体験では130万Vスタンガンで20秒ほど動けなくなり、当店のお客様では数名が数時間気絶したという実例があります。)
スタンガンは電圧は非常に高圧ですが電流が僅かなので、相手に致命的な損傷を与えたりする事がないのは勿論、後遺症すら一切残さない安全な武器です。
この安全性の高さ故、世界中で護身用に重宝されています。