千葉県松戸市
松戸の中学校にカッター男侵入
2005年5月18日
5月17日午前10時半頃、松戸市和名ケ谷の市立和名ケ谷中学校(生徒数517人)に男が無断で入り、校舎5階の一年四組の教室に侵入した。
連絡を受けるなどした教職員が男を廊下に追い込み、通報で駆けつけた松戸署員が建造物侵入の現行犯で逮捕した。生徒らにけがはなかった。
男は同市八ケ崎六、防水作業員戸根木隆容疑者(24)で、「たまには学校を見ておきたかった」と供述しているという。
調べでは、戸根木容疑者は別棟の一階理科室で授業を受けていた同クラスの生徒たちが移動する後をつけ、五階まで入り込んだ。教室に侵入して騒ぎになった時は三十人余りの生徒が国語の授業を受けていた。警察官が取り押さえた時、戸根木容疑者はカッターナイフを所持していたが、仕事で使っていたとしている。
松戸市内では3月7日にも男が別の市立中学校に無断で入り込む事件があったばかり。