茨城県取手市
駐車場で車のドア開け、男が刃物…財布奪い逃走
駐車場で車のドア開け、男が刃物…財布奪い逃走
2014年5月28日
27日午後9時30分頃、茨城県取手市新町のJR取手駅西口の駐車場で、千葉県我孫子市の栄養士女性(58)が車に乗り込んだところ、いきなり男が運転席側のドアを開けて果物ナイフのような刃物を突き付け、「静かにしろ。金を出せ」などと脅した。
女性がバッグを差し出すと、男は中から現金約1万円が入った財布を奪って逃走した。女性にけがはなかった。取手署で強盗事件として調べている。
発表によると、男は40歳代くらい。女性は近くのフィットネスクラブから帰宅する途中だったという。
店長コメント
駐車場での車の乗り降りは強盗に狙われやすいシーンです。特に人けのない場所や時間帯の駐車場や、深夜の駐車場などでは、犯人の待ち伏せしやすく、車に乗車すると同時に襲われると逃げることもできない窮地に陥る可能性があります。
今回は金品だけで済みましたが、全ての事件が金品のみで済むとは限りません。
駐車場は物陰が多く、待ち伏せがし易いという欠点もあります。防犯カメラがあっても、変装されてしまうと効果はほとんどありません。
ほとんどの車は、解錠すると全てのドアが解錠となります。今回の事件のように運転席のドアを開け、脅して金品を要求する場合もあるでしょうし、もしかしたら後部座席に乗り込んできて刃物で脅し、人目につかない場所まで移動させられてしまう可能性も否定できません。非常に危険です。
駐車場での車の乗り降りは十分な警戒が必要です。