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愛知県春日井市
住民らが結束し「空き巣追放」

2005年1月5日

 昨年12月20日、春日井市の高蔵寺ニュータウンに位置する岩成台1丁目地区の住民約20人が、これまで住民だけで自主的に実施していた防犯パトロールを、初めて春日井署員と共同で行った。今年同地区での空き巣被害の発生件数はゼロが続いており、年末を迎え、さらに記録を伸ばすことを狙ったもの。

 参加者は拍子木を打ち鳴らしながら、「空き巣追放」を呼びかけた。

 パトロールを行ったのは、同市岩成台1丁目町内会(原会長)。2002年当時会長だった太田省三さん(65)が、ニュータウン一帯で空き巣被害が増えていると聞き、住民で自主的にパトロールすることを提案。当時、同地区でも被害が3件あったことから、賛同者が集まった。2002年11月から週1回、約80人のメンバーが交代制でパトロールを行っている。また、巡回だけではなく見知らぬ人にも積極的に声をかけるあいさつ運動や、町内会メンバーが散歩や買い物などで外出する際に特注の「防犯」腕章を巻く「ちょっとパト」運動など多角的な取り組みも続けてきた。

 巡回では「空き巣追放・町内結束」などと書いた特注のたすきをかけ、「空き巣の用心、火の用心」とテープを流しながら、防犯を呼びかける。同地区は世帯数が約160戸あり、この日は午後4時過ぎから約40分かけて一帯を回った。
同署によると、同地区の空き巣被害は2002年の3件の後、2003年は1件、今年は届け出がない。

 太田さんは「地域住民全体で取り組めるように活動の輪を広げたい」。住民の巡回に初参加した地元交番の春日井署員は「住民の活動は本当にありがたい。積極的に協力したい」と話している。