用語
威嚇
解説
威嚇の言葉の意味は、脅すことです。
脅すと言うと言葉が悪いようですが、護身や防犯にとって威嚇はとても大切です。
護身用品は相手に致命的なダメージを与えず効果的に撃退できる武器ですが、威嚇力を最大限に活用すると、相手に実際に護身用品を使用する前に撃退が可能になります。
代表的な護身用品にはそれぞれ特徴がありますが、威嚇面での特徴もしっかり理解しておくべきです。
スタンガン
スタンガンの実際の効果としては電極を相手に押し当てて、相手を感電させることで一時的に行動不能にさせます。
しかし、スタンガンは何にも押しつけていない時の空中スパークが可能であり(当店のスタンガンに限ります)、激しい空中スパークを見た相手は感電の恐怖に怯み退散する可能性があります。
この空中スパークが威嚇です。
催涙スプレー
催涙スプレーはとても強力な護身用品です。顔面に噴射された相手は、確実に30分以上動けなくなります。
しかし、催涙スプレーには大きな威嚇効果はないと言えます。形がコンパクトで大きな特徴もないため、相手に向けて狙い構えても、相手が怯まないかもしれません。催涙スプレーの怖さを知っていなければ、恐らく怯まないでしょう。
催涙スプレーは誰でも確実に使用できて、その威力は甚大です。しかし効果的な威嚇は期待できないと考えてください。
特殊警棒
特殊警棒は電池や噴射物を使用せず、従って使用回数や使用量に制限がなく、しかも圧倒的な打撃力で相手よりも優位に立つことが出来る護身用品です。
また、特殊警棒の役割のおよそ半分は威嚇であると言っても過言ではない程、特殊警棒を持った時の威圧感は相当なものです。伸ばした特殊警棒を持っているだけで、相手はその脅威に怯えます。
特殊警棒を護身用に使用する場合には、相手を叩いたり突いたりといった攻撃の前に、相手にしっかりと見せるという威嚇を存分に活用すべきです。
威嚇は護身の第一段階
護身の目的は相手を痛めつけることでもなければ、相手を捕まえることでもありません。目の前の脅威から自分自身を守る行為です。
威嚇を効果的に使用して相手が退散させること、そして結果的に自分の安全を確保することもまた立派な護身です。
護身用品を使用する際には、持っている護身用品の威嚇力の利用の仕方もしっかり理解し、役立てましょう。