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岩手県九戸郡洋野町
2人暮らし母娘不明 自宅に血痕

2005年7月25日

 岩手県洋野町種市の会社員上野紀子さん(52)と二女の友紀さん(25)が行方不明になっていることが23日、分かった。2人はそれぞれの会社を20日から無断欠勤している。久慈署は、自宅に大量の血痕があったことなどから殺人事件の可能性があるとみて被疑者不詳の殺人容疑で自宅を現場検証した。

 紀子さんは友紀さんと2人暮らし。19日夕に、それぞれの会社を出てから行方が分からなくなっている。

 親類の男性が「電話で2人と連絡が取れない」と22日午後1時30分ごろ、交番に届け出た。久慈署員と男性が上野さんの自宅に向かったが、玄関や窓に鍵がかかった状態で、同2時ごろ久慈署員がガラスを壊して家に入ったところ、2人の姿はなく、大量の血痕を見つけた。

 家は2階建てで、血痕は1階和室の畳に約1・5メートル四方にわたっており、血をぬぐったような跡があった。2人の血液かどうか血液型などを調べている。和室と台所の照明がついていたが、室内は荒らされていなかった。友紀さんの携帯電話があったとの情報もある。

 紀子さんと友紀さんは19日夕、それぞれの職場を午後5時ごろに出たのを最後に行方が分かっていない。2人とも通勤には車を使用しており、紀子さんの車は自宅前に、友紀さんの車は自宅から数百メートル離れた道路脇の空き地にあった。いずれもエンジンが切られ、ドアはロックされていた。室内同様、荒らされた様子はないという。関係者によると、友紀さんはいつも自宅前に駐車しており、捜査関係者は不審な点として着目している。

 紀子さんの夫は数年前に死亡し、長男と長女は独立して家を出ている。

 久慈署は、紀子さんか友紀さんが何らかのトラブルに巻き込まれた疑いが強いとみており、2人の行方を捜すとともに、交友関係を調べている。 現場は青森県との県境に近い岩手県北部の住宅が点在する山間部。2人の自宅もうっそうとした緑に囲まれている。